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こんなスカウトなら返信したい!とエンジニアが思う内容とは?#1-3

この記事は以下の「エンジニアがもらって嬉しいスカウトとは?」の詳細版です。

ここでは、スカウトへの返信という大きなハードルを越えて、実際に返信がしたいと思うようなスカウトの内容について詳しく説明しています。

高木 やっぱりスカウトをもらって返信するかどうかって大きなハードル、壁があるかと思います。このスカウトに返信しよう!って思うのはどういう時ですかね?

 いくつかは繰り返しになってしまうかもしれませんが、 一つは自分の今の年収に対して適切な年収を提示いただけていること。もう一つは成長の可能性を感じられること。その事業に貢献するとしたら やっぱり事業が成長してほしいですし ちゃんとスケールしていってほしいと思います。 特にスタートアップで働くときはそう思うので その可能性をちゃんと感じられるっていうのが大事だと思っています。

フォーカスする技術をきちんと使えるかどうかだったり 自分がチャレンジしたいような領域、 例えば僕は今はPDMみたいなところとかにすごく興味があったりするので 、そういうポジションにチャレンジしていけるかどうかがわかると嬉しいですね。そういうことを言っていただけるとちょっと話聞いてみようかなと思います。

ちょっと話は変わりますが、過去にあった経験として カジュアル面談のときに人事の方が出られて、動画を見ながら ここすごいでしょみたいなことをお話いただけたことがありました。正直言ってどういう技術で実装しているかへだいたいイメージがついたりして むしろ聞きたいことはちょっとそこじゃないんだよな、みたいな経験もありましたね。個人的には最初のカジュアル面談をさせていただける方が適切なロール、例えばCTOさんとかVPoEさんとかEMさんとかエンジニアさんとか、そういう方と カジュアル面談をできる方が嬉しいなと思います。

高木  ありがとうございます。今の自分の経験ではなくてちょっと新しいことにチャレンジができる可能性があると話を聞いてみたいというお話もありましたが、 私もこのケースは結構あるなと思っています。

例えばプロダクトマネージャーって今ものすごく採用が難しい、どこの会社さんもプロダクトマネージャー採用したいにも関わらず、それに対してプロダクトマネージャーさんの数っていうのが足りないんだろうというのはすごく感じているところです。ただ素質がある方で興味がある方であれば、エンジニアのバックグラウンドから 少しずつプロダクトマネージャーに転向していくケースは全然あるのかなと思います。
あまりプロダクトマネージャーとしての実務経験を求めないような形で ぜひチャレンジしていただきたいですがどうですか?というようなスカウト文面は私も送ったことがありますが、 やっぱりそういうスカウトは反応が良かったかなと思いますね。
100%その新しいロールじゃなくても全然いいと思うので、 メインはエンジニアですがこういうところもお願いしたいです、のような形でも構わないかなと思います。 そういう訴求の仕方ももしかすると一つのオプションとしてあるのではないかと私も思いましたね。

あとはカジュアル面談ですね。これもよく私も企業さんに聞かれる点で、 カジュアル面談誰がやるのがいいですかねって聞かれます。 やっぱり森さん的にはエンジニアの方で、できればある程度シニアなマネージャークラスの方が、ベストですかね?

  そうですね。僕としては最初によく聞くことは技術課題や困っていること、もしくは技術選定の方針などを聞きたいので やっぱりエンジニアの方以外には答えづらい情報もあるかと思っています。
ただ小さめのスタートアップだとまだCTOさんがいらっしゃらないみたいなパターンがあるとは思うので、 そういう時にはCEOさんとかCOOさんのような方でも十分良いかと思います。 そういう場合は事業についてこれからどうやって成長していこうとされているのか等を聞けたら嬉しいですね。

高木 ありがとうございます。これもよく人事の方に聞かれるのは、 スカウトの文面をエンジニアの方に合わせて 個別にカスタマイズをした方が良いのかどうかという点です。
もちろんカスタマイズしてそのエンジニアの方に合わせて書いた方が 返信率が良いだろうっていうのは分かると思うのですが、それをやろうと思うと結構労力がかかるので 企業さんとしてはそこに時間を割けない 、どうしたらいいですかとよく聞かれるんです。森さんとしてはカスタマイズされている方が 印象が良いとかそういったところとかってありますか?

  正直なところ最初に一瞬読んだ時に これは定型文だな、と感じるものは スルーすることもあったりするので やっぱりカスタマイズされてる方が目を引くとは思います。
 ただ一方でカスタマイズされていると逆に 誰が言ってるのかとか、何を見てそのことを言ってるのか が少し気になってしまうかもしれません。 例えばブログを見ていただけてる方もいるようですが僕としては必ずしもブログの内容が 満足して技術力をアピールできてる記事ではなかったり、社内の言えない情報とかは書けなかったりすると 何を見てるこれを言ってくれてるんだろう、という気持ちは正直ありますね。 なので無理に カスタマイズをしすぎなくてもいいんじゃないかな とは思っています。

 それよりは使っている技術や求めるポジション、次のカジュアル面談の相手など、要は適切なファクトの情報を 載せていただけた方が自分で判断できるので嬉しいかなと。

高木  そうですね、私も今それを聞いて、おっしゃる通りだなと思いました。何かここを見てとか一文カスタマイズして入れたりもするのですが、もちろん実際に見てはいるけれども 私自身も理解できていない時とかも正直ありますね。
特に人事の方がスカウトを打つケースだと多分そういうことがよく発生すると思うので それよりかはストレートに 使っている技術だったり こういうことをお願いしたりとか 課題感のことを伝えたりとかがいいのかもしれません。

次のカジュアル面談が誰なのか 誰とお話ができるのかというところは 私もちょっと抜けてたなと思いました。
次もし興味があれば CTOとぜひお話いただきたいです という一文があるのとないのとでも 返信率が変わってくるかもしれませんね。

次回へ続きます↓

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