死んだような目で仕事してる10年前の自分へ
今回は、10年前の自分に伝えたいことを書き殴っていこうか。
高卒でそこそこ大きい自動車工場へ
キミはなんとなーく求人票を見て、なんとなーくで就職したな。そして、なんとなーくで過ごす毎日。マジでもったいない。
工事の作業では毎日同じ作業。ロボットになれるんじゃないかってくらい単純作業を繰り返す。いや、ロボットに失礼か。
2時間ごとに休憩。トイレに行き、スマホを少しいじり、また2時間作業。お昼を食べ、スマホをイジリ、昼寝をしてまた作業。こんな毎日だよな。
それを10年続けるぞ。体力もあり、やり直しもきく20代を、死んだ目をしながら10年過ごすんだ。
毎日やってるスマホゲーム、くだらない動画視聴、週末の飲み会、どれ1つ取っても未来の僕には何1つ役に立ってないよ。まぁ、今が楽しければいい。ってことしか考えてないよな。
「未来は未来のオマエが頑張れよ。おれは今コレが楽しいんだ。」たぶん、こんな言葉を返してくるかもな。
この世に会社は腐るほどあるぞ
工場で働きながら、「同じことの繰り返しばっかでつまんない」っていつも嘆いてるな。その割になにも行動に起こさず、ただただ、仕事終了のランプが付くのを待つ毎日。20代の平日は、ほとんどをそうやって過ごすことになるよ。
今思うと、本当にもったいないなと思う。この10年で得たことといえば、ほとんど無意識でも不具合を見つける能力ぐらいか。
もちろん「工場勤務楽しー!ここでおれはやってやる!」みたいな人はいるかもしれん。けど、飲み会のたびに「ウチの会社はここがダメだ」「アイツマジ使えねーくせに偉そうなんだよ」こんな事ばっか言ってる人しかいない環境、良くないに決まってるだろ。
環境で人は作られるんだよ。見聞きした言葉で人は作られるんだよ。
そんなところで働いてないで、やりたいことやれ!スノボーガチりたいと思ってんだったら、山に行って働きながら上目指せ!稼げる稼げないとかどうでもいいから。そっちの方が、人として面白くなっから。キミの人生自体も面白くなっから。
この世には、会社も生き方も腐るほどあるぞ。
くすぶってるだけでいいのか。
くすぶってる火も、息を吹けば火は着くが、なにもしなかったら消えるだけ。
20歳のキミには「若い」というだけで価値があるんだから、行動しよう。31歳のオッサンになった今の方が、よっぽど行動してるし、楽しいぞ!早起き辛いし、奥さんに怒られすぎて辛いけど。
まぁキミがこれから取る行動のおかげで、結婚もできたし、息子という天使とも出会えた。その点はものすごく感謝してる。
まぁ最後になるが、こんなこと言っても過去は変えられないから、おれも5年後、10年後の自分に怒られないように行動するよ。
40歳になったおれはなにを思うんだろうか。とりあえず、想像もできない未来のために、今日もちょっとずつがんばろう。