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市販の膝サポーター、肘サポーターを使うべき人の特徴 理学療法

今回は一般の肘や膝サポーターを使ってる方、今後使う可能性がある方に向けてまとめます。

単刀直入に話します。
サポーターは利点も欠点もあるため、適応するかどうか判断する目が重要となります。

そして、サポーターの最大の機能は「患部の動きを減らす」「保温効果がある」ことだと考えています。

患部の動きを減らす:患部(対象の関節)が靭帯や半月板、変形により不安定であったり、他の部位に比較して動きすぎてしまって痛みが出ているケースは使うことをお勧めします。
例えば、膝がぐらつくことで痛みを感じていたり、不安定感がある方。また、長い距離歩いて痛い方など患部を使い続けて痛みに関連している方。

保温効果:患部が冷えることが痛みに繋がる方や温めることで痛みが緩和する方にもお勧めすることがあります。

逆にデメリットを考えると「締めつけが続くことで血流が低下」「患部自体が動かないことで痛い」が挙げられます。

締めつけが続くことで血流が低下:長時間使うことで循環が悪くなり痛みや痺れ等に繋がる方

患部自体が動かなくて痛い:患部自体に診断がついているものの動きで痛みを伴わない方や患部にたくさん動きがあった方が楽になる方

以外と変形性膝関節症や変形性肘関節症、スポーツ障害などでも動いていると良くなるケースも多いものの、なんとなく使っている方が多いように感じます。

サポーターはあくまで動きの調整をしてくれるものであり、病期や傷害を直すものではありません。
ちなみに腰痛コルセットも同様であります。

しっかりと病院で医者や理学療法士等にアドバイスをもらうことをお勧めします。

今回初めて一般の方向けにまとめてみました!
感想等いただければうれしいです。

※この内容は個人の解釈がありますので参考程度にお願いします。

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