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北風小僧の寒太郎

うー、寒いね🥶 一昨日は、ヒューヒュー💨木枯らしが吹いて、庭の植木鉢も倒れていた。あまりに寒くて、どこにも出かけないで家にいたけど 時折ヒューゥッっていう北風の音が聞こえて、その音だけで気持ち的にも寒くなる。
いろんなものが、値上がり値上がりで、懐も寒くなる。
昨日も寒かったけれどお天気が良くて、南側のリビングの掃き出しガラス戸からは、陽射しがいっぱい。
私が子供の頃、母が、冬でも陽射しが暖かく明るい縁側で、編み物をしていたのを思い出して、私もガラス戸にクッションを置いてもたれてみた。背中が温かい。暖房しなくてもこうして南側のガラス戸の所にいると 明るいし、そこだけでも暖かいし、気持ちもほわっとなる。そのガラス戸の所が暖かい時間に そこで、本を読む事にした。2月でも紫外線には気をつけなくちゃと思い、帽子をかぶって、ガラス戸に背中を向けて。 横広の大きなスリッパみたいなクッションの中に 貼らないホッカイロを入れて足を突っ込み、膝掛けをかけて、手には指先だけ出るモヘアの手袋はめて。
田辺聖子とか重松清とかの小説なら 南側で日向ぼっこしながら というのは格好つくけど 『シオンの議定書』を読んでいたから 我ながら「なんかあやしい感じ」と思いつつ。 なにしろ、家の中で黒い帽子かぶってるしね(笑)

母は、冬のお天気の良い日、よく縁側で編み物とか裁縫をしていた。
お日様の力はすごい。外は寒くてもお天気が良ければ、ガラス戸から差す陽射しは暖かくて、そこに置いている座布団も お布団を干した時みたいにあったかくなる。
今時は、縁側があるのは古い家か、和風の大きな家くらいかなあ。
梅干しを作ったり、近所のおばさんとお喋りしながらお茶を飲んだり、畑で採れたものをちょっと置いたり。 たまたま鍵をかけずに出かけちゃっても心配なかった時代の 家の作りなのかもしれない。

子供達が小さい時、「おーさむ、こさむ。山から小僧が飛んできた。」と節をつけて言っていたんだけど あれって、なんの歌だったっけ?
北風小僧の寒太郎♪って言うのは、「みんなの歌」か、「ひらけポンキッキ」の歌だったと思うけど。

今日もバリ寒い。
福岡にいる時、小学生だった長男やその同級生達が、「すごく」とか「メッチャ」の代わりに「バリ」と言う表現をしていた。 「バリ暑い」、「バリ寒い」、「バリ良かー」ってな風にね。 だから私は、今でも時々「バリ」何々と言ってしまう。て言うか、「バリ」って言うのが、言いやすい。
この「バリ」っていうの、veryから来てるのかな?誰もあんまり考えてなかったけど 福岡では、大人も子供もその頃は「バリ〇〇やんねー」なんて言っていた。

うー、今日もバリ寒かー。
お天気良くても 時々フワッと曇る この暗い感じが、お日様出て来てー と言いたくなるよね。
でも 立春過ぎたから日が長くなったし、バレンタインデーあたりからは、お天気が良い日には、春が近い事をすこーし感じさせる陽射しもあるし、水仙や菜の花が咲き出して、まだ寒いけど もうすぐ春🌸を思わせる日がある。

3月からは、またいろんな物価が上がるみたいで懐具合は、寒々しいけど 気持ちは明るく強く、寒いからこそ感じられる 暖かい陽射しに感謝して、さぁ、あったかい紅茶でも飲もう。

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