1号と1番
東京で木枯らし一号が吹いた。
木枯らしは一号なのに 同じ吹く風でも春は、春一番。
春一番と聞くと 寒かった冬の終わりと暖かでカラフルな春を思って、強い風が吹いてもなんだか嬉しいね。 木枯らし一号は、秋の終わりと いよいよ本格的に寒くなるのかと思って、ちょっと身構える感じ。
桜の開花予報、紅葉の見頃を桜前線、紅葉前線と言って、楽しみにしているのは日本人くらいではないか。なんと優雅で情緒的で自然を愛する民族なのかと思う。
春の初めに強く吹く風にも 秋の終わりに冷たく吹く風にも 春一番、木枯らし一号と呼び名をつけて、季節の移り変わりを感じさせる。
今日の日中は陽射しがとても暖かく、半袖の人もいた。そうかと思うと、ライトダウンジャケットを着ている人もいて、今の時期はそれぞれ まちまちの格好をしているのが、昔とは違う所だ。外国人が増えているせいかも知れないが。
私が中高生の頃は、制服は、6月から夏服、10月から合服などと決まっていた。だから、普段着る服も これはまだ早いかなぁとか これは見た目暑そうかな とかと 自分の暑い寒いよりも周りからの見た目や季節感の方を気にしていたような気がする。 大体、日本人というのはそういう特性があると思うが。
木枯らし一号が吹いたので、これから寒い日が多くなり、どんどん日が短くなって、オレンジ色がかった灯りがあったかそうで懐かしい感じの季節になるね。
家が好きになる季節だ。
ところで、
お妾さんは2号さんとかって言うけど 何故2番ではないのか?