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ないものない!あるに着目すると、新たな商品が生まれる

こんにちは!最近、海士町の森の中を歩いていると、ここは南国か!?といった錯覚にとらわれる兵庫県民です。
植物に詳しい専門家ではないので正確なことは言えませんが、隠岐には寒冷地と暖地の両方の植物が混在して生息しているのだとか…!
皆さんもぜひ、隠岐の森を歩いてその魅力を体感してみてください♪

さて、本題に入ります。
ホロロシリーズでは、①ホロロ誕生のきっかけ、②販促活動を通したクロモジのファンづくりの様子、をお伝えしてきました。
そして今回3回目では、今ある地域資源をどう活用し、新たな価値(商品)を地域へ生み出していくか、その様子についてお伝えしようと思います!

ないものはないと割り切り、今ある地域資源に着目する。まさに、海士町のキャッチコピー「ないものはない」という視点が大切になりました。
何ができるか模索する中で、海士町にはまだまだたくさんの可能性が眠っていると感じました…!


トライ①クロモジのアロマウォーター

「さくらの家」から、ふくぎ茶にする過程で出る廃棄予定のクロモジをいただき、それを再活用したアロマウォーターを実験的に作らせていただきました。

この試作品作りには、自分たちだけでなく「隠岐サーキュラーデザインラボ」「島の保健室 蔵」の方々がご協力してくださり、実現することができました。

ふつふつ、蒸留が終わるまで3時間ほど待ちます。

抽出されたアロマウォーターは、蒸留直後から意外としっかり香りが出ていました!

また、炭の記事でも触れましたが、海士町内では森の中で放置されている間伐材が問題になっているようで…。
その中に香りの良いヒノキがあることを発見!こちらもアロマウォーターとして活用することができるのではないかと思い、さっそく拾いに行きました(笑)
ノコギリや鉈、ハサミなどで細かくカットし、蒸留できる大きさに整えます。

今回はあくまで試作ということで、本格的な商品化までには至りませんでしたが、このように廃棄されもう価値がないと思われていたものが、実はまだまだ活用できる宝の山だったりすることに、この経験を通して知れたことは、自分にとって大きな喜びとなりました!
そうか、商品はこうした地道な一歩から生まれるのか。やはり人間は自然の恩恵を受けて暮らしているんだなと。
商品ができる裏側のストーリーや、自分の生活を支えているものをリアルに感じれたことは嬉しかったです。

トライ②燻製キット

前回の販促活動の記事で、しつこく紹介させていただいていたクロモジの燻製チップを使った料理(笑)
ついに、「さくらの家」のご協力のもと、チップ単体を商品として販売させていただくことになりました!!
いったん3月のまるどでの限定販売となりますが、ゆくゆくは島のお店などにも置かせてもらえたらな…なんて考えています。
燻製はもちろん、バーベキューの際に炭に混ぜて使っても、ふんわりとクロモジの良い香りが楽しめるかと思います♪

ホロロの活動を通して

何事も継続は力なり。続けていくことがほんとに大事だなと感じました。
失敗してもあきらめず、また挑戦する。その繰り返しの中で、商品も活動のファンも作っていけると感じました。
また、海士町にはたくさん素敵な取り組みをされている方が多いので、そうした方々がコラボすることでさらに素敵なものを生み出せるのではないかという可能性も感じました。
1年しか活動期間のない私たちですが、そうした方々の橋渡しとなって、海士町がどんどん面白い島になっていくことに、少しでも貢献できていたら嬉しいです。

告知あります!

ここで、突然ですが告知させていただきます!

◎大人の島留学に興味がある
◎参加するか悩んでいる…
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など、島留学を検討されている方向けに、森のプロジェクト主催でオンライン相談会を設けることにいたしました!

日時:2月28日(金)19:00~20:00
もしご興味のある方は、下記の申し込みフォームよりお申込みください👇

かっちりとした説明会や面接というよりも、ゆる~く雑談しようという感じで開かせてもらうので、ぜひお気軽に覗いてみてください♪

次回予告

次回、『#9ごみって問題になっちゃうよね』
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



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