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無意味な背比べ、辛くなるだけ!

※「2015/5/21」に投稿された記事です


こんにちは。
本日、自動車の免許センターで試験を受けてきて
へ口へ口なごきです。

今回は、人間なら誰しもが気にしたことがあるであろう、「他人との比較」について話します。

実は私は、最近まで他人との比較を気にしない日はありませんでした。

私は小さい頃から
みんなが当たり前にできるようなことが、頑張ってもできない人間だったからです。

それはしぐさや生活面だけでなく
学習能力や運動神経、コミュニケーション能力も、全てが周りに比べて劣っていました。

身近な物で例えると
「新品のスマートフォン」と「高い古したガラパゴス携帯」ぐらいの違いです。

私以外のみんなが、素早くなめらかに操作できる「新品のスマートフォン」なのに対して
私が、ボタンを押しても反応が鈍い「使い古したガラパゴス携帯」というところでしょうか。

上記の二台の機器が比較されるように
私という一人の人間も、みんなという多数の人間と比較されて生きてきました。

「人と同じことができない」
「人より劣っている」

こんな現実が私を苦しめ
気がついたら、他人と比べることばかり気にし、その劣等感で自ら首を絞めるようになっていました。

そんな私が、「他人との比較」から少しだけ解放されたのは最近のことです。

有名なドキュメンタリー番組「ザ・世界仰天ニュース」で
「筋ジストロフィー」という病気にかかっている青年が取り上げられました。

筋ジストロフィーとは
体の筋肉が弱っていってしまう筋疾患の病気です。

テレビに映った彼は、骨も浮き出てしまうほど筋肉が薄くなり、物を持ち上げるのも辛い状態でしたが
決して弱音を吐きませんでした。

そんな彼の言った言葉が
「自分が他の人よりしんどいとか、そんなくだらない比べごっこをしないで、自分に自信を持って楽しく生きていきたい」
でした。

私はこの言葉を聞いて凄く感動しました。

他人より劣っているだけの私は、まだまだこれから成長していく機会がたくさんありますが
彼の場合は、筋肉が次第に衰えていく病気を抱えています。
それでも、辛い現実を正面から受け入れ、自分の意思で人生を楽しんでいました。

私には、そんな彼がとても輝いて見えました。

それと同時に
他人との比較ばかり気にしてきた自分の悩みが、とても馬鹿馬鹿しく思えてきました。

誰しも生きていれば
周りは評価や比較する人間ばかりで、泣きたくなるときがたくさんあると思います。

しかし、だからといって
他人の評価ばかり気にしていては、私みたいに劣等感に押し潰されるばかりです。

もしあなたが今、「他人との比較」で苦しんでいるようでしたら
一度だけでも、その劣等感を捨てて自分の人生を楽しんでみてはいかがでしょうか?

そうすればきっと
あなたを取り巻く世界はもっと楽しく思えてきて、自信も増えていくハズです!

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