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いじめや悪口はどこで習うの?
※「2015/6/24」に投稿された記事です
あっという間に今年も半分過ぎようとしていますね。
まだじめじめした季節が続いていますが、心は晴天だと自分に暗示をかけているごきです。
私は、子供の頃から大人たちに
「いじめはいけない!」と教わってきました。
それだけでなく
「悪口を言ってはいけない!」
「人を傷つけたら謝りなさい!」
とも言われてきました。
しかし、それでも私の周りの人たちは、平気でそれを破っていました。(もちろん私も...。)
それどころか、
「誰もが恐れるようないじめのやり方」
「センスのある悪口の考え方」
「いじめや悪口が大人にバレない方法」
ばかりを身につけようと頑張ってる人すらいました。
上記の人たちは、それらをどこで教わり、どこで勉強してきたのでしょうか?
私が思うに、それは「憧れを抱く気持ち」が関係しているのではないかと考えています。
例えば
・ワルな年上の人や友達
・漫画の毒舌台詞
などが挙げられます。
それらを見た子供たちが
「面白い!」「カッコイイ!」と憧れを抱き、真似をし始めます。
このようにして、今まで知らなかった言葉に「憧れ」という肥料が与えられ、そのまま毒のある言葉に育っていく…。
そうやって子供たちの頭の中に、「悪口」は生まれていくのではないかと思います。
もちろんこれは子供だけでなく、大人の中でも十分ありえることです!
みんなの頭の中で、「悪口」は育ち続けていませんか?
そしてその悪口に、貴重な「憧れ」の気持ちを向けてしまってはいませんか?
もしそうしてしまっているのなら、その「悪口」が新たな種を残す前に、根こそぎ駆除してほしいなと私は思います。
「憧れ」だってそうです。
あなたの憧れの人や好きな漫画の台詞は、あなたをいじめっ子に育てるために存在するのではありません!
そして
「いじめはいけない!」
「悪口を言ってはいけない!」
「人を傷つけたら謝りなさい!」
正しい大人たちが教えてくれた、これらの言葉の大切さをもう一度考えてみてください。
その言葉は、捻くれた悪口なんかよりも、あなたを強く真っ直ぐに育ててくれるハズですから。