見出し画像

チクり魔は卑怯でも弱虫でもない!

※「2015/5/5」に投稿された記事です


あなたは、もし学校でいじめられたとき
教師や家族に相談しますか?

きっと「相談しない」と答えた人は
そのことで迷ってるハズです。

その理由は、みんなに心配かけたくないから。

そしてもう一つ!

いじめっ子やその他大勢の人たちに
チクり魔」だと言われるかもしれないから。
ではないでしょうか?


自分で言うのもなんですが
私は学生時代、チクり魔でした。

私は、問題を一人で解決する力を持っていないため
学校でいじめられると、よく家族や先生に相談することにしていました。

先生の中には、私の訴えをまともに聞いてくれない人もいれば、しっかり聞いてくれる人もいました。

私にとっては
話をまともに聞いてくれるだけでも、すごく嬉しかったですし
いじめっ子にいじめを辞めさせることはできなくても、そのために貢献してくれた先生には心から感謝しています。

そしてもちろん
こんな私を、いじめっ子たちは「チクり魔」と呼び、馬鹿にしました。

当時は少し傷つきましたが
今は「チクり魔で結構!」と思っています。


それでは今回は
いじめっ子たちが馬鹿にする、「チクり魔」というものが、どれだけかっこいいかを話したいと思います!


まず、私みたいな人間のことを、「チクり魔」と呼ぶいじめっ子たちは
遠回しに「チクるな!」と脅しているのではないかと、私は推測してます。

なぜなら、いじめられっ子の特定の行動を元にして
不快なあだ名をつけることで、それが抑制力になるからです。

つまり、いじめっ子たちの心理は
以下のようなものが読み取れます。

・先生に怒られるのが怖い
・いじめを家族に連絡されて、親に説教されるのが怖い
・大人が加担することで自分たちが不利になるのが怖い
・怒られてプライドがズタズタになるのが怖い


つまり、いじめっ子たちは自分より弱い者は取り締まるくせに
強い者に取り締まられるのは、怖くて怖くてたまらない、とても臆病な人たちなのです!


それに比べ、「チクり魔」と呼ばれる人たちは
いじめを打ち明ける勇気を持つ、とても強い心を持っています!

だから、あなたも迷わずに
教師や家族に、いじめを打ち明ける勇気を持ってほしいと私は思います。

誰かに頼らずにいじめに立ち向かうなんて、もの凄く無茶ですし、誰でも精神崩壊してしまいます!

そうなる前に、少しでも辛い現状から抜け出すために
身近な大人に相談してみることをオススメします。

そして、もしいじめっ子たちが、「チクるな!」と釘を刺してきたら

一見、私たちの逃げ道を塞ぐ、恐ろしい言葉のように思われますが、逆に捉えると
「私は大人に説教されるのが怖いの!」
と言っているようなものです。

なので、気にせずチクってしまうべきだと、私は思います。

それでも、いじめっ子たちから仕打ちを受けるようならば、そのことも遠慮なくチクってやりましょう!


チクることは弱くもないし、卑怯でもありません。

辛い現状から抜け出すための
勇気ある一歩だと、私は思うからです。

いいなと思ったら応援しよう!