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東海道 連続踏破 顛末記 その8

第二次案とその試走(歩)

新シューズの実使用感を踏まえて、以下のような方針で第二次案(案2)を練った。
旧東海道沿いの宿泊可能な街は限定的なので、案2は一日の終点をその日の宿泊地に限定せず、歩行距離として区切りがいい場所で、かつ鉄道やバスなどの交通機関の便がよい地点も候補に加えた。例えば一日目は京から草津宿を越えて石部宿付近を終点とし、鉄道(JR草津線、石部駅ー草津駅)を利用してその日の宿泊地の草津に戻り、2日目の朝は逆のルートで1日目の終点(石部宿付近)に戻り、歩行開始する。。という作戦。かなり攻めた計画で、案1のトータル18日から案2では16日に短縮した。実現可能性を探るべく、早速試走(歩)に取りかかった。

少々攻め気味な第二次案(案2)

まずは3月23日に宮宿ー鳴海宿間の笠寺観音付近を始点とし、岡崎宿を終点とする5日目の予定コースを試走(歩)した。
先日の試走(歩)に続いてこの日も雨。事前にバッドコンディションを経験できるので雨天歓迎。
装備を調えて名鉄本笠寺駅をいざ出発。
合羽上下を着用して雨対策。全く問題なし。防水性能無しのシューズにはどんどん浸水するが、不思議と不快感は無し。 一方、試しに使ってみたサポートタイツ(モンベル サポーテックライトタイツ)はずり落ちてくる感覚があり非常に不快で使いものにならないことが判明。
こんな風にウエアなどの身につける装備をあれこれ試して取捨選択を進めた。
一方の体力面はというと。。
新シューズでの初回試走(歩)の手応えに気をよくして今回の試走(歩)に臨んだものの、特に後半にお尻周りの筋肉への疲労蓄積が顕著になった。前半はおよそ1時間に1回の休憩+ストレッチだったのが、終盤には30分に1回程度まで増加。 新シューズのおかげで靴の中は快調になったものの、脚全体の筋肉の面ではまだまだ不安が残る現実に直面した。

また、鳴海-池鯉鮒(知立)間が約12km(約3時間)、池鯉鮒(知立)-岡崎間が約15km(4時間弱)。池鯉鮒(知立)を出発したら、約4時間ずっと「次の目標は岡崎。。」と呪文を唱え続けねばならず、精神的にツラい。 私の場合、精神の安定を図るためには大体1時間ごとくらいに何かの目標地点を決める必要があることが分かった。

約32kmを休憩込みで8時間20分で歩行。
平均速度4km/hをやや割り込む。 案2の実現性が危うくなったように感じる。
次回は3、4日目の予定コースを一泊二日で試走(歩)して更に実現性を検証する。

ゴール付近の岡崎城


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