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フランス長期学生ビザ申請①(書類準備〜面接予約)

はじめに


この記事では、フランス長期学生ビザの日本での申請方法を私の実体験を含めてまとめています。
これからビザ申請をしようとしている方、私と似た状況の方のお役に立てると嬉しいです。
ただ2022年のことを思い出しながら書いているので、最新・正確な情報は必ず大使館やキャンパスフランスでよく確認されてください。

社会人が長期学生ビザ取得を目指すまで

当時の私は日本に住む会社員で、パリ在住の日本人彼氏(今の夫)と遠距離恋愛をしており、一緒に暮らすために長期滞在ができるビザを取得して渡仏しようということになりました。
他にもワーホリやビジタービザなどありますが、長期的に考えて学生ビザ取得を目指すことにしました。
そこで直面するビザ申請手続き。
実は大学生時代にもパリへ留学経験があり、その時は留学エージェントを通してビザ申請を行ったのですが、今回は自分で申請することにしました。
とは言いながらも決めた渡仏の期限まで自力でできるか、2022年はコロナの影響でまだビザ審査が厳しいとの噂も聞いていたので却下されたらどうしようなど不安もありました。

でも大丈夫です!事前に情報を集めてしっかり計画・準備をしていれば問題なくできますので、長期戦になりますが頑張りましょう!



1. 2022年8月下旬: Etude en France のアカウント作成

まず最初のステップ、キャンパスフランスのサイトからétude en France アカウント作成を行います。
この時にサイトでクリックしても反応しない等あれば、デバイスをfirefox など他のものに変えて試してみてください。パソコンに疎い私は「クリックしてるのに進まない!?」と結構焦りました。

2. 9月: CVや志望動機書の下書き等準備を始める

1番時間がかかり面倒ですが重要な書類準備です。
始める前は「こんなに沢山あるの!」とハードルが高く感じますが、一つ一つ片付けていきましょう!

  • パスポートの顔写真ページ

  • 証明写真

  • CV (就業経験がある方のみ)  →自由に作成

  • 学校の受入許可証(L'attestation d'inscription) →次の項目3で詳しく説明しています

  • 学歴証明書(英文での最終学歴の卒業証明書と成績証明書)  ※取り寄せに1週間ほどかかる場合も

  • フランス語・英語などの試験・検定の結果、証明証(受験歴があれば)

  • 志望動機  ※フォームに直接入力、文字制限あり

  • 以前の留学に関する書類(あれば)→ 前の学校での成績、取り組んだ内容など 
     ※こちらもフォームに直接入力、文字制限あり

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