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私のみるくさま

私の生まれた島ではみるくという神様がいます。
私はこの神様を普通にみるくの神様と思っていましたが、新婚当時、初めてみるくさまを知った夫が
「それって弥勒菩薩からきてるな」
と話しました。
わたしのみるく様、弥勒菩薩からなんだ…
知識の浅い私は、そのことを知って少し感動したのを覚えています。

みるくさまイラストのハガキ
弥勒菩薩(ウィキペディア)

似てません💦

何年も問題意識のないまま弥勒菩薩→みるくなんだ!と思っていました。
しかし、今年の豊年祭で「あれ? あまりにも似てないぞ?」と思い、調べました。(気づくの遅すぎますね💦)

調べたら下記のような文章が目に留まりました。
上にリンクした豊穣の神・ミルク神からです。

八重山地方で行われる豊年祭などには、弥勒の仮面をかぶったものが多く存在するが、中国で弥勒の化身とされた「布袋和尚」の姿をしており、いわゆる日本の仏像にある弥勒仏とは異なる姿をしている。
これは中国やベトナムに弥勒信仰のルーツがあるからであると考えられている。

そしてこちらが「布袋和尚」

似てます!似てますね(笑)
両親が台湾旅行した時のこういう布袋様の写真がありました。

やっと、すっきりしました♪ 

上の記事には波照間島のみるくさまが写っています。
旧盆中日に「ムシャマー」という祭りがあります。
その祭りの手ぬぐいがあります。

波照間島のムシャマー
手ぬぐいのムシャマーを書いた画家。山田さん。
今年の夏に波照間島から西表島や奄美大島、屋久島などから神奈川に帰ってきて、
待ちわびていヤギさんと再会したようです。写真は山田さんの許可を得ています。


とりあえず、私の中でのみるくさまは弥勒菩薩様から布袋和尚様へと姿が変わりましたが(基本的には弥勒信仰からですよね)、いろいろ知ることが出来て勉強になりました。

上の手ぬぐいは波照間島の西組行列らしく、他の組(村)とは違うようです。
黄色の着物を着た方がみるくさまです。

石垣島も沖縄本島や本土から見れば離島ですが、石垣島周辺にはさらに西表島、竹富島などの離島が沢山あります。
そして離島桟橋にはこの方がいます♪

母の介護で石垣島へと何度も帰っていますが、いろいろ思い出したり、疑問に思ったり、大変だけど楽しく過ごしています。
引き続きnoteに気になった事などを書いていこうと思います。


こちらは画家の山田祐基さんのnoteです。
すごく素敵な絵で癒されます♪


今日も読んでくださりありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

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