原作改悪
漫画の実写化において、必ずと言っていいほど出てくるのが、
【原作改変】
今年、漫画『セクシー田中さん』の作者、芦原妃名子さんが自殺したというニュースは、衝撃だった。
原作改悪によって、原作と原作者が殺されてしまうなんてことがあっていい筈がない。
私個人として、原作改変が絶対悪だとは思わないが、原作と原作者へのリスペクトが皆無で且つ原作ファンを蔑ろにするような改変(これを改悪と呼ぶ)は、絶対に許されないと思う。
セクシー田中さんと芦原さんはその被害者になった。
これまでの歴史をさかのぼると、過去にも原作者とテレビ局とのトラブルは数多くあったようだ。
『いいひと』、『海猿』、『のだめカンタービレ』、『動物のお医者さん』などの原作を、制作サイドは雑に扱った。
原作改悪は、ずっと昔から行われていた。
その何よりの原因は、テレビ局や映画会社の傲慢さと上から目線さではないだろうか。
制作側には、
「映像化してやるからありがたく思え」
「これで単行本の売上が伸びるのだから感謝しろ」
「単行本は、プロデューサーや監督を世に知らしめるための道具だ」
のような意識が少なからず、業界に蔓延っていると思う。
そもそも、原作は手前らのものじゃないだろ。
制作サイドがいつまでもそういう態度だから、テレビは嫌われて、テレビはオワコンだなんて言われる。
原作を大切にできないなら、テレビ局は漫画の実写化なんてやめて、自分たちでオリジナルのドラマを0から作ればいい。
地上波でも、原作のない、『アンチヒーロー』『silent』『VIVANT』
『不適切にも程がある』などのオリジナルの作品が作れるじゃないか。
出来るのにやろうとしない。
今回の事件で、テレビ局のクソ加減がより露呈することになった。
特に日本テレビは酷すぎる
原作改悪、某J事務所忖度、24時間テレビ着服。
悪行をやっても一切反省しないテレビ局
もう、このさきも原作改悪は続いていくのだろうか?
これ以上、素晴らしい筈の漫画を汚さないでほしい