スペインはバルセロナでFLOW
僕は、いま、スペインはバルセロナに居ます。
またか?と思う方もいらっしゃると思いますが、またです笑
その辺りのお話はまた機を見てお伝えするつもりですのでお待ちくださいね。
先日、同じ事務所の
FLOWのWORLD TOUR 〜ANIME SHIBARI 2024-2025を観せて貰いました。
バルセロナで、です。
それも名ライブハウスのRazzmatazzで。
(入り口の写真とか撮りゃえかった。わしゃドシロートか…)
つい先日、事務所のお偉いさんやスタッフとの会食があり、その際話題になりました。
「FLOWは今が1番かっこいい」と。
ここ数年の精力的な活動。
NARUTOに始まり、人気アニメのOP、EDを数々やっている彼らはその強みを全面に押し出してイベントやワンマンを多数打ち出し、日本だけじゃなく、海外へバンバン出て行ってる、その姿勢とパフォーマンスがかっこよすぎると。
聞けば、このヨーロッパツアーの前の北米ツアーが移動等、ヤバいくらいタフなツアーだったと。
でも、各会場しっかり動員もあってかなり盛り上がっていてそのタフな環境をも、もろともせず充実の時間を過ごしているとも聞いていました。
(詳しくはメンバーのX等でチェックしてみてください。マジでタフなツアー。わしは、絶対真似できまへん。)
で、バルセロナに僕が居ることを知ったGtのTAKEから、是非観に来てください、との誘いを受けてやってきた訳でございます。
これも写真撮れば良かった、って話ばかりなんだけどRazzmatazzは、バルセロナっ子でパンパンですよ。
異国の地、それも僕にとって馴染みの場所でこの状況はものすごく感動した。
NARUTOやドラゴンボールのTシャツ着たり、コスプレしたりのアニメファンだけじゃなく、普通のロックTシャツ来た音楽ファンたちもかなりたくさんいらっしゃる。
そして、わりと年配の方々もいらっしゃる。
年齢層もかなり広い層。
(バルセロナは、街を普通に歩いていても日本のアニメTシャツを来ている人、たくさんいます。聞けば、Drスランプアラレちゃんはスペイン国民はほとんどの人が知ってるらしい。キャプテン翼も。それくらい前からアニメが普及してる)
始める前から興奮状態ですよ、お客さんは。
ライブ始まったら、それこそ耳をつんざく観戦ですよ。これぞ海外のノリの極み。
で、KEIGOとKOHSHIのスペイン語のMCにも大歓声。(かなり上手いやん、2人のスペイン語。)
それと同じく2人の話す日本語もきっとある程度理解をしてて、盛り上がっていこうぜ!って言葉にも大歓声上がるんだわ。
そして、日本語の歌詞に合わせて大合唱ですよ。
掌を顔の前に組んで祈るように歌い、涙してるお客さん。
友人同士で、来たーこの曲って言い合って興奮して踊り狂うお客さん。
会場の盛り上がりにめちゃくちゃ笑顔になってるライブハウスのスタッフ。
なんて素晴らしい文化の交わり方。
日本のアニメの強烈な浸透具合。
完全にヨーロッパの人々の人生を豊かにする文化ですよ。
もう本当に感動。
わし何回もウルウル。
そして何よりFLOWの5人がかっこええ。
世界の中では、マイノリティに属する日本人が異国でめちゃくちゃ堂々としたパフォーマンス、そして彼らの日本と同じやり方でお客さんを一体にさせる仕掛け。
それも何時間もスタッフと一緒にバス移動をしてツアーを回ってる疲れもあるだろうに、全くそれを感じさせんバンドのグルーヴ。
ほんまにほんまにええもん観せて貰いました。
日本人として誇らしいよ、ほんと。
そりゃめったにライブで手をあげたりせん、わしがこうなるんよ。
終演後、メンバーと話せたけど
わしは、興奮気味な訳ですよ。
バリバリ盛り上がっとるやないか、すごすぎるやないかって。
でも、メンバーは、なんか特別なことやったったで、って感じじゃなく涼しい顔なのがまたかっこよかった。
「もう、当然、こんな感じでずっとやってますから。」
っていう余裕感が出てた。(もちろん移動や環境等、想像を超えるようなしんどさがあるでしょうよ、そりゃ。)
ワールドツアーやってるヤツらの凄みですね。
僕らも、過去にLA、韓国、台湾でライブやりました。
わずか数回の経験で、その中にも大きな充足感とどこか悔しさの残る経験をしたりとそれにはコントラストがあったりします。
海外でのポルノグラフィティの立ち位置はまだほぼ何もわからない。
もちろん良い経験であったことは間違いないのだけど、まだ自身の中ではただのコントラストのある経験のままなので、あと何度かその経験を重ねてくると充実と改善とを繰り返すことで、それがグラデーションになって行き、最後には自分なりの海外へのアプローチの答えの一端が見えて、かけがえのない経験へと変化するんじゃないかな、なんて思う。
FLOWのような規模で世界は回れないとは思うけど、あと何度かは海外でライブをやってみたいな、と改めて思えた今日この頃でございます。
ええもん観れて幸せです。
ありがとう。
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