北片來人を掴みたい

北片來人を掴みたい

ノートを見てくださりありがとうございます。
私は北片來人を推しております。北片來人、と一概に言われても、中々アイツは分からないやつだ、人の気持ちがわからないやつだ、と言われることが多いです。確かに北片來人は変わっています。
ただ、その性格を作り上げたものはいささか、彼自身だけではないと思っております。
そこで、北片來人について自分の好きなように考察していこうと思い、このノートを書きました。
区ノベネタバレ+宗教的な考え+本編ネタバレ+若干の北片兄弟要素を含みますので、苦手な方はバックを推奨致します。

北片來人について考察する前に、私から見たエイトリの伏線の貼り方について書いておきましょう。エイトリは、数多いジャンルの中でも隠し要素が非常に多いコンテンツと捉えます。中でも、そのキャラの好きな物+象徴的なものに非常に強い関わりがあると思いました。その為今回は、來人の好きな物である占い(数秘術)と絡めての話にしていきたいと思います。

漢字で見る
区ノベでもあった通り、來人という名前には沢山の意味があると言うことが示されておりました。私はどの意味も素敵で、感動的なものだと思っております。ただ、この名前は四文字で構成されております。それぞれの漢字の意味を調べました。
北→そのままの意味のため風水的な意味を調べました。「財産」「秘密」と言う意味があるそうです。太陽から最も離れた位置にある北は、静か、落ち着きといった言葉を連想させます。
片→ 1二つそろったものの一方（だけ）。 
　　　2完全な形に対しては欠けていること
この時点で北片兄弟が好きな人間は喜びそうですね。
來→ やってくる、時間的に近づく、これから、などの意味を持った漢字です。区ノベでも言われておりましたね。ただ、闇のオタクなので、28歳までの時間が近づく、と言う解釈で行きたいと思います。
人→成り立ちでは、人情、や人間らしい心などと言う意味もあるそうです。なんだか皮肉のようですね。
弟の生行が行く、という単語があるに対し
兄の來人には来る、という単語が入っています。素敵。
このように、名前一つ一つを見ていっても全然北片來人を掴める気がしませんね。次にいきましょう。

数秘術で見る
來人は数秘術を語る部分が作中に何度か出ていましたね。
また、來人は囚人だったため、囚人番号がかかれております。
本来数秘術とは生年月日を用いるのですが、今回は、囚人番号、生年月日の両方の視点から彼を見ていきましょう。
來人　囚人番号　477182
　　　生年月日　0427
となっております。
　　　囚人番号　8
　　　生年月日　4
の数字が出ました。最も簡易的なカバラ数秘術の為、ほかのやり方だとまた変わるのかも知れませんが、このまま続けてみましょう。

8という数字は、富と成功、実行力、無限大。 具体的に例えるなら、企業の社長、経営者に適した強みを持っているタイプです。 目標を明確に立て、それに向かって並外れた努力をすることができ、必然的にリーダー的存在になっていく、という特徴を持っていました。まさしく、リーダーという役職を得意とする來人にふさわしい物だと思います。

4という数字は、数秘術の前に、思いつく、連想する単語がありますよね。日本では不吉な数字と思われている 皆様もご存じのように、日本においては、数字の「4」は「死」という言葉と同じ音読みになることから、死を連想させるということで、昔から不吉な数字と考えられてきています。
なんだか辛くなってきましたね。
囚人番号が6文字のこと(カバラは6〜8文字)、作中に他の人の数字を解いているところから、來人自身も自分の数字を占っているはずです。その時彼が何を思ったのかも考察しがいがありますね。

自傷行為について考える

來人は、中学生、高校生時点から自分の死の予言を覆す為に
自殺未遂に走る
自ら危ない方に行く
などと危険行為を犯しておりました。
区ノベでのヤンキー漫画のような件、あれは人を殴る為にやっているのか、はたまたは殴られるためにやっているのか。これら全ての行為全て自傷行為に当たります。
ここら辺の話はもっと詳しくしたい為、別のnoteをまた描きます。たのしみ。

また日があれば描きます。