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子どもの発達とWISC検査の受け方


こんにちは!
7歳小1年生発達凸凹あり👦5歳年中(多動傾向あり)👧の
2人の子育てをしているもこです。🐏

今日は、子どもの発達やWISC検査について、私が学んだことをシェアしたいと思います。

私自身が発達やWISC検査を知ったときに
「こんなことをもっと準備しておけばよかったなぁ」や
「知っていれば為になった親の心構え」など実体験も踏まえて記録しています!

「WISC検査って聞いたことはあるけど、何をするの?」とか、
「どうやって準備したらいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

ここでは、WISC検査の概要や受ける際のポイント、親として意識しておきたいこと、検査前や後のリアルなやり取りまで細かくまとめました。

まずはじめに。


WISC検査とは?

WISC検査(ウィスク検査)は、子どもの知能や認知能力を調べるための検査です。正式名称は「Wechsler Intelligence Scale for Children」と言い、以下の4つの分野について詳しく評価します。

  1. 言語理解(話す力、言葉を理解する力)
     基本検査項目:類似、単語、理解

  2. 知覚推理(視覚的な問題を解決する力)
     基本検査項目:積木模様、絵の概念、行列推理

  3. ワーキングメモリ(一時的に情報を記憶し、活用する力)
     基本検査項目:数唱、語音整列

  4. 処理速度(素早く正確に課題をこなす力)
     基本検査項目:符号、記号探し

この検査は、子どもの得意な分野や苦手な分野を明らかにして、今後の学習や生活に役立てることを目的としています。


WISC検査にかかる時間は?(当日)

WISC検査の所要時間は一般的に約60~90分です。
※我が家は120分程度かかりました。

子どもの特性や集中力によって多少前後しますが、検査自体は一つひとつの課題を楽しくこなしていくような構成になっています。

検査の流れとしては:

  1. 準備と説明(約5〜10分)
    子どもが安心して取り組めるよう、簡単に説明が行われます。

  2. 検査本体(約60~90分)
    計10種類の課題を進めます。

  3. 必要に応じて休憩
    集中が切れた場合は休憩を挟みながら進めます。


もこ家の検査までの流れ:


①2年ほど通った発達支援センターで発達検査の存在を知る
②かかりつけ医に紹介状を書いてもらう
③指定の発達外来へこどもと受診し検査日程を決める
本人の検査前に親からのヒヤリング(約120分程度、過去を思い出しながら詳しく話す必要があるため、気になる出来事等は細かくノートにまとめておくと当日スムーズです)
⑤検査当日は本人のみ臨床発達心理士とともに部屋に移動、検査開始(息子の検査は120分程度ありました。おそらく多動があり落ち着かせる時間及び休憩時間があったからだと推測)


検査後、心理士の先生は
「〇〇くんは長い時間とても頑張ってくれました。たくさん褒めてあげてくださいね」と明るく声をかけてくださいました☺️ホッ

2時間程度離れての検査で息子は耐えられるのか、と不安な気持ちもありましたが、私へのヒアリング時から信頼できる心理士の方でしたので、安心して息子を検査へ送り出せました。


WISC検査を受ける前の準備

検査の結果を正確に、そしてスムーズに進めるために、以下の点に注意して準備しましょう。

子ども向けの準備

  • リラックスさせる
    「テスト」ではなく、「ゲームみたいな楽しいことをするよ」とポジティブに伝えましょう。

  • しっかり眠らせる
    前日は十分な睡眠をとり、疲れを残さないことが大切です。

  • 空腹を避ける
    軽食をとらせて集中力を高めておきましょう。
    チョコレートなどのお菓子ではなく🍙がおすすめです♡

  • 普段通りの状態で臨む
    特別な準備や練習は不要。普段の姿が結果に反映されます。


先生に伝えるべきこと

検査結果をより正確にするため、以下の情報を先生に伝えておくと良いでしょう。

  • 子どもの特性

    • 得意なことや苦手なこと

    • 集中力が続く時間や疲れやすさ

  • 健康状態や最近の様子

    • 睡眠リズム、体調、ストレスの有無

  • 特別な配慮が必要な点

    • 例: 知らない人と話すのが苦手、緊張しやすいなど


もこ家からお伝えしたこと:
多動が目立ち、自分の興味以外の項目では動き回る可能性がある。
病院ではテンションが上がりやすく、先生の机の上にあるものを触ってみたり
診療所裏側まで走り回ることもあったことなど事前に報告。
ドアをあけて脱走しようとすることも伝えましたが、検査当日は以上のような行動はなく、ときに疲れた様子はあったが、比較的スムーズに実施できたとのこと。

検査項目も彼の好きな積み木などが入っていたため楽しい時間になったようです。

ただ、検査実施した2024年4月頃
息子は文字を読んだり書くことに対して拒否反応を示すほどでした。
言語理解の検査項目についてどのような反応だったのかはわかりませんが
結果としても凸凹の凹として判定がでました。

それから数ヶ月をかけて
文字の読み書きの苦手意識を克服し、現在は書くことにたいして
ストレスもなくなったようです。
(わたしが全能教育を学んでいるためその点からアプローチ後、克服)

苦手意識から、検査へ向き合う気持ちも変わってくるところはあるとは思いますが
結果は結果として受け入れています。


親としての心構え

WISC検査は、子どもの得意・不得意を知り、成長をサポートするためのものです。結果が良いか悪いかを気にするのではなく、子どもの個性を理解するための第一歩と捉えましょう。

また、検査の結果をもとに先生に質問をして、具体的にどのように支援していけば良いかを聞くことも重要です。


まとめ

WISC検査は、子どもの成長をサポートする大きな手助けとなるツールです。
基本的は子育てブックを指標としての子育てではうまくいかず、数年悩んできましたが、今回の結果を受けて、正直肩の荷が降りたような気持ちでした。

こどもの行動の意味が理屈でわかると、行動にイライラする回数も減って
(イライラはしますよw)親子でストレスがない時間が増えていきました。

また検査当日は、親として子どもがリラックスして検査に臨めるようサポートし、得られた結果はポジティブに活用しましょう。

最後に、「検査の結果はあくまで子どもの一部を知る手段」であることを忘れずに!私もこれから子どもの特性をもっと深く理解して、日々の育児に活かしていきたいと思っています。


この記事がWISC検査を考えている方の参考になれば嬉しいです。
今後は、検査結果の活用方法についてもお話ししたいと思っています。

それでは、今日もお疲れ様!
あなたもわたしも、こどもたちも今日をとっても頑張ったね!
またここでお会いしましょう♡



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