「無いもの」ではなく「有るもの」に意識を向けると見えてくるもの
「お金がない」、「かわいくない」、「かっこよくない」、「友達が少ない」、「恋人がいない」など自分にとっての「無いもの」に意識を向けてしまうときありませんか。
今の自分に「無いもの」が手に入れば人生はもっと良くなると考えてしまいますよね。
でも、それは本当なんでしょうか。
冒頭にあげた「無いもの」を手に入れたとしてもまた新しい「無いもの」に目移りして無限の欲に溺れてしまいます。
そんな状態では、苦しいですよね。
傍からみたら羨ましがられることがあっても、本人は満足していないこともあります。
ここで大切なのは、「無いもの」ではなく「有るもの」に意識を向けることです。
例えば、「毎日ご飯が食べられる」、「ベットがあって眠れる」、「話ができる人がいる」、「着れる服がある」、「トイレに自分で行ける」など今の自分に有るものなんて沢山あるのです。
とても小さな「有る」を挙げましたが、これらが「無い」人もこの世には存在します。
あなたが思う「有るもの」は、当たり前ではないのです。
このように、「有るもの」に意識を向けてみると、「有るもの」を大切に思えるんじゃないかなと思うんです。
でも、「ご飯を食べる」などの「有るもの」は、殆どの人にとって当たり前だから、あまり大切に思わないかもしれませんね。
でも、それがなくなったら困りますよね。
だから、無いものばかり見るのではなく、有るものに意識を向けてそれを大切にしてほしいと思います。