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尼港事件も日本軍のせい?

尼港事件における虐殺は、武器の引き渡しを拒んだ日本軍が停戦協定を破って奇襲攻撃をかけたために引き起こされたものだ、などとどういうわけかどこまでも赤軍の肩を持つこの御仁も救い難い自虐史観脳のようだ。

https://30932531.at.webry.info/201108/article_11.html

事件のいきさつにはいろんな説があるが、まず忘れてならないのは武装解除というのは降伏した軍隊に対してのみ行われるということである。ここで停戦協定を交わしたことからもわかるように日本軍は少なくとも降伏はしていない。なので赤軍が日本軍に武器の引き渡しを求めるなど本来ありえないことである。しかしあえてそれをやったというのは協定違反どころかあからさまな挑発、いや宣戦布告にも等しい行為といえよう。

しかも当の赤軍はといえば、協定などまるで無視して白軍関係者を白昼堂々処刑しているというありさまである。武器を引き渡した先に待っているのが何かは軍関係者ならずとも容易に推測できただろう。したがって日本軍が決起したのはむしろ理の当然だったといえる。

そもそも圧倒的な数の敵に包囲され、外部との連絡も絶たれた外国軍が理由もなく暴発するわけもなかろう。そんなことは常識的に考えればわかるはずだ。にも拘らずこの御仁のように、なにがなんでも日本軍を悪玉にしないではいられない人が後を絶たないのは、やはりそれだけ戦後の自虐史観が今なお色濃く影を落としているせいであろう。なんとも残念なことである。

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