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憲法九条改正反対運動は、現代日本のゴーストダンスである


19世紀末、白人に迫害され絶滅の危機にあったインディアンたちの間に突如熱狂的な宗教運動がわき起こった。ゴーストダンス(幽霊踊り)と呼ばれるそれは、その教義を信じるものに与えられる『ゴースト・シャツ』を着れば、白人の銃弾を受けても弾が通らず平気になる、という終末論的な新興宗教だった。

そういえば、20世紀初頭の中国にも義和団という宗教結社があり、その信者になれば「西洋人から鉄砲を打たれても弾を跳ね返すし、刀で斬られても死なない」という大衆的な信仰があったことは日本でもよく知られている。

迷信深い昔の人を笑ってはいけない。現代の日本にそんなおろかな人はいないと果たして自信をもって言えるのかーー。

ゴーストダンスの教えは次のようなものだった。

「良きことのみをなせ。互いに愛し合え、争いごとはしないように。白人とも平和に暮らすように。嘘をついたり、盗みをはたらいたりしてはならない。戦いを好んだ古い習慣をことごとく捨て去り、私の教えに従うように。そうすればやがて、この彼岸において、友人たちと再会するだろう。そこにはもはや死もなければ、病もなく、老いもないだろう」。

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」して「戦争を放棄」した日本のいわゆる平和憲法。それは現代のゴーストシャツではないのか? そして「それを死守しろ! 外国が攻めてくるなどありえない! 平和を愛する隣りの国とも仲良くすべきだ!」と街頭で絶叫する行為が現代のゴーストダンスではないといったい誰が断言できようか。


身につけるだけで戦争を防止できるばかりか、仮に戦争になっても自分だけは攻撃されることがないといわれる霊験あらたかなありがたいTシャツです。君もこのシャツを着て21世紀のゴーストダンスを踊ろう! →詳細はこちら

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