弐号機 4

エナジーを奪い続けるモノコ弐号機。
あなたからもエナジーをもらうわ。
しまっ・・・!
ミオ!

プツン・・・

ミオはうなだれる。
「おまえたちは、てれび戦士が嫌い・・・か?」
んっ!?
「勿論よ、てれび戦士なんて、わたしたちの邪魔よ。」
何か、様子がおかしい?
「モノコ様っ!離れて!」
「モノマ?」

今、何か得体の知れないものを感じた。
明らかに、さっきとは違う。
「エナジーは吸いつくしたはず、あなた一体、何なの!?」
「・・・ガラクタの機械には理解はできないぽよ。」

ありゃ?あれは一体なんです?
ただ事では無さそうですね。逃げる準備をしときますか。

「とにかく、テレゾンビを!」
「どうして?動かない!?」
「無駄・・・。です、・・・ぽよ。ガラクタ程度、AIの力をもってすればハッキングで支配できるぽよ。」

う、うそ・・・!?
こんなはずじゃ・・・

自ら出したテレゾンビに襲われる。

ポンちゃん!ソノマ!
ミオ・・・!?
何?このただならぬ感じ。

ねえ!あなたたち!あいつを何とかして!
えっ!?

「てれび戦士・・・、厄介だぽよ。」
「ミオ?何か、変。」

あっ・・・ これはマズイかもな。
唯一、テッショウだけが状況に気がつく。

「まとめてデリートするぽよ!ダメです!私の身体を返してください!」

テレゾンビの操作は!?
アイツが指揮権を持っている。

どうすれば?

私に考えがある。
モノコ?どうして?隠れてないと!
ミオは私の友達。だから、助ける。約束した。

テレゾンビ。
すると、一体のテレゾンビが呼び出される。

どうして、扱えるの?
これは私のテレゾンビだ。指揮権を持っているはわたしだ。
あのテレゾンビのエナジーを吸い尽くせ。

どうなっている?
おまえより、私の方がテレゾンビに詳しい。
モノコさん・・・! あり得ん!人間ごときに。
人間?私はモノコ。モノノ家に作られた人形だ。
AIを凌駕するとは。

うっ!ううっ!!
ミオ!

今がチャンスね。
次こそ、エナジーを頂くわ。

待て!
分かった。その気なら、僕たちは戦うよ。
2人とも目を覚まさせてみせる!


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