【リブート,てれび騎士】第12話 新たな動き
ギュナイと分かれたハルト。
合流する為に、施設内を回る。
「どこに行ったの?みんな。」
同じ景色に、迷子になる。
-大丈夫かハルト?
「うん、早くみんなと合流しないと。」
それに、そのまさんも捕まっているみたいだし、助けないと。
先に進むと小部屋が。
「行き止まり?」
-取り敢えず入ってみようぜ。
ハルトは部屋の中に。
「何かヒントになれば・・・」
ハルトは部屋を探索する。
「これは?」
電空のマップ?
ハルトの気配を察知したのか、クリプトオンズがやってくる。
「クリプトオンズっ!?」
-ハルト!
ライリキ!
しかし、発動しない。
「何で?」
-さっきの戦闘でゲージを使い果たしたようだぜ。
「そんな!」
その時だった。
「っ!?」
黒い仮面の人物がクリプトオンズを退ける。
「誰っ!?」
仮面は答えない。
ハルトに近づき抱える。
「えっ?」
そのまま、空間に開けた穴から移動する。
「あれ?みんな?」
「ハルトっ!?いつの間に?」
「よく分からないんだけど、助けてもらったんだ。あの人に。」
「えっ!?」
「お前は・・・デンクウノハカイシャ?」
「それにしては色が黒いで?」
-・・・タノンダ。
デンクウノハカイシャは再び消える。
「一体どういうことだ?」
「ユウマさん、ショウタさんあれは一体?」
「そうか、ミオ達は知らないんだ。」
「あれは、デンクウノハカイシャと言ってな、前にクリプトオンズ達と一緒に襲いかかってきたんや。」
「デンクウノハカイシャ。電空にはそんな危険なものも。」
「本来は、危険なものじゃないらしい。保護プログラムって聞いてる。」
「だけど、何でここに?」
「分からない。何か関係しているのかも。」
・・・。
黒いデンクウノハカイシャは倒れこむ。
「やっぱり、時間が短くなってきてる。」
仮面をはずし、そのまは呟く。
「プロトタイプってこともあるのかな。」
「侵入者はどうなっているぽよ!?」
「はっ、現在調査中です。」
「てれび騎士達とも連絡がとれないぽよ」
「以前と違い裏切ることはないでしょう。少なくともライリキを使っていますので。」
「そうぽよな。とにかく出入り口を閉鎖するぽよ。」
「はっ!」
-連絡がとれないなら、こちらが動くまでぽよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?