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僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る

「僕の前に道はない
 僕の後ろに道は出来る」

苦労しながら人生を歩んでいく上で、いばらの道でも、モロともせずに突き進む原動力を起こしてくれるフレーズですね。

あらかじめ、自分の生き方は決められているものではなく、自分で自らから一歩を踏み出すことによって,生き方やその後の方向性という ”道” が見えてくる。

そして、振り返ると、そこにははっきりと "道" が出来ているんだよ ってメッセージと受け取りました。

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る

出典:高村光太郎

自らの進む道は自分の力で切りひらいていく。
そんなかっこいい人生をしたいな〜って若者に参考になるエピソードがあります。


わたしは、フィリピンのセブ市にいました。

NPO法人DaredemoHero滞在中に、クリスティンとマイケルに会いました。なんと2人はパイロット養成学校への留学を決断して、その手続きを進めている最中でした。

現在大学生1年生の2人がアメリカへ赴き、パイロットを目指すのです。驚くようなこの人生の岐路を、本人たちが躊躇せずに主体性を持って決断したことです。

チャンスを逃さず掴み取った2人にエールを送ります!

クリスティンとマイケルは、貧困層です。支援なくしては義務教育さえもままならぬ境遇の育ちです。日本人が考える通常の人生からは程遠く、チャンスさえもない環境で育ってきています。

スタートラインにも立っていない状態から、臆することなく異国の地で夢に向かって歩み出す決断ができたことに圧倒されました。


もしよろしければ、下記記事をお読みください。



比較するものではありませんが、ちょっと批判的に、この2人と現在の日本人を比べてみたくなりました。

マイケルとクリスティンのこれまでの過程を伺って多くのこと感じました。

そして、日本人の多くが、チャンスに得るためのスタートラインに立っているにも関わらず、一向に走りだそうとしないことが多すぎませんか? 

今までの経験で、(私もそうなんですけどね)、現状に満足していて、なりたい自分になる熱意を失っているような気がします。

現状に不満を漏らしながらも、対策も行動もしない。ネットで調べて、レクチャーを受けて、多くの本を読んで、十分な情報と知識を得ただけで満足している。こんなことありませんか?

「準備は整っているよ、やってみたらいいのに」って会話を頻繁にすることからも、そのことが窺い知れます。


僕の前に道はない について。

本当は、たくさんの ”道” はあるんです。 何万人といる先陣たちが切り開いた "道" が必ずあります。

インターネット社会において、最も簡単にその情報は手に入ります。アプローチすれば、その本人のアドバイスを受けることだって容易です。

それでも、"道" はないと言い張る人は、ただあなたが見えてないだけ。あるいは、見ようともしないだけだですよ。

そして取るべき進路は、あなたが見えている道だけ。それを一般的には、「他人が引いたレールの上を進むだけの人生」と言われています。


マイケルとクリスティンは、本当に "道" がない状況から見つけ出すことができたんだから、私たちにできないことはないはずだよ〜 って思いなからプレスリリースを読みました。



みなさまからの、”気に入ったらサポート” でいただいた募金(投げ銭)が、こんな形で、子供達の未来のために届いています。これからもご支援よろしくお願いいたします。  まこ



フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com