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評論家とは経験値のない口先だけの人

評論家と言うキーワードについて考えてみます。

世の中には、多くの評論家が存在していますよね。テレビにおいてのコメンテーターも概ね評論家と称していいんだと思います。

評論家と聞いて、私が思い出す事は、会社員の時に大きな影響を私に与えてくれた上司の言葉です。


上司は会議中に怒鳴りました。
「おまえらは評論家か? 違うだろ、実行部隊だろ!」


その時、私は本社スタッフとして、各営業拠点を任せられた戦略コンサルティング業務に携わっていました。

本社指示を支店リーダーである支店長並びに管理職が、どのように実行して営業活動を運営しているかを冷静に判断し、分析する。それをもとに適切な支店マネジメントの提案をしていく仕事です。

実行部隊と言う単語は、自分が得意先に出向いて実際に営業パーソンと一緒に行動することも含まれますが、大きな組織をマネジメントすることも実行部隊としての意味の中に含まれています。

戦略コンサルティングとは実行部隊であって、評論家ではないのです。そのことが言いたくて、上司は会議中に大きな声で怒鳴り声をあげたんです。


評論家と言うのは、極端に言えば、誰でもできる仕事です。上司は誰でもできる仕事を私たちに課していません。おまえ達にしかできない戦略コンサルティングをやってこいが任務です。

評論家と言うのは、どこか他人事のような情報をまとめて、みんなが納得できる分析結果を並べるだけ。綺麗なPPTを作ります。ビジネス書のコピーを、とても美しく仕上げるけれど、なにも伝わってこないプレゼン。

上司が求めていた戦略コンサルティングは、私たちでしか見抜けなかった支店課題を見抜いて、それに対策を打って、実行するところまでを求めています。

一方、評論家は、「ここの支店は〇〇がダメなんだよね〜」と全く自分が所属していない組織のように、笑って話しているような人を指しています。

このエピソードをキッカケに評論家が、とてもネガティブなイメージを持つようになりました。全くその場に存在もせず、リーダーシップも取らず、実行もしない。ただ状況を報告しているだけの人。


評論家にそのような印象を認識してから、私自身は評論家なのだろうか、実行部隊なのだろうか、とよく振り返るようになりました。

会社員の時は、人前でマイクを持つ仕事が多かったです。リーダーシップをとって組織を牽引する役目もあれば、ティーチングして人に教える仕事もあります、スキルトレーナーとして人の能力を目的に導く業務もありました。

ビジネスマンは誰しも拡声器を使ったマイクでなくても、1on1での面談においても、自分の意思を相手に伝える場面は毎日あります。

その発言の時に、自分が経験したことなのか、一般的に言われていることなのか、この2つを区別して話す必要があります。話の重みが変わってきます。


ChatGPTに評論家と解説者の違いは、と聞いてみた答えが下記の通りです。

評論家と解説者は、似たような役割を果たすことがありますが、そのアプローチや目的には違いがあります。

評論家は、主に芸術、文化、エンターテインメントなどの分野で、作品やパフォーマンスを評価し、批評することが目的です。評論家は、自分自身の意見や見解を表明し、作品に対する肯定的な面や批判的な面を分析することがあります。評論家は、一般的に、作品の美的な価値、芸術的な価値、視聴者の感情や反応などについてコメントします。

一方、解説者は、作品やイベント、製品などの情報を提供することが主な目的です。解説者は、作品の背景や制作過程、製品の特徴や利点、イベントの詳細や参加方法などを説明します。解説者は、観客が作品や製品、イベントを理解しやすくするために、専門用語や文脈を説明したり、参考資料を提供したりすることがあります。

簡単に言うと、評論家は作品を分析して批評することに重点を置き、解説者は作品や製品について情報を提供することに重点を置いています。ただし、評論家が作品を分析し、解説者がその分析を解説することもあるため、二つの役割はしばしば重なり合うことがあります。

ChatGPTの回答

どちらにせよ、口先だけの人ってことですね。

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まこさん
フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com