セブ島滞在記 フィリピンの貧困事情
現在、セブ島に滞在しています。
今回は、セブ島の貧困層について書いてみます。
セブ島というと、
エメラルドグリーンの海
真っ白なビーチ
シュノーケリング
スキューバダイビング
マリンスポーツ
高級ビーチリゾート
こんなイメージでしょう。
それで正解です。真実です。
しかし、それはごく一部のセブ島です。
正確にはセブ島ではなく、マクタン島、パワラン島、パングラオ島など、他の島々を、ひっくるめて、セブ島と日本では呼んでいます。旅行会社のセブ島をビーチリゾートとしてブランディングしている戦略なのでしょう。
🇵🇭 🇵🇭 🇵🇭
セブ島には、主に、DaredemoHeroという名のNGO法人の支援者として、訪問しています。貧困層で勉強環境に恵まれない子供達への教育支援活動です。
家庭訪問すると、ありがちな貧困層の住居はこんな感じです。
ビーチリゾートとは、かなりかけ離れてますね。
ビーチリゾートと貧困層のどっちがセブ島でしょうか?
どっちもセブ島です。しかし、私の個人的な印象は、半数が貧しい暮らしをしています。印象ですけどね。
🇵🇭 🇵🇭 🇵🇭
ひとつDataを提示します。
「自分の家庭が貧しい」と答えた人の割合は47%でした。
この調査は、「主観的貧困率」です。年収などの客観的なデータに関係なく、個人が貧しいと感じる率を表したものです。あくまでも、自分の考えだけで感じた主観です。 だからこそ、客観的な指標よりも実態を正しく表しているって気がします。
Dataは2017年、ドゥトルテ前大統領までです。
どんどんと、改善されているとはいうものの、国民の半分が貧しいと感じているのは、いかがなものでしょうか?
🇵🇭 🇵🇭 🇵🇭
日本でも、低所得者や貯金ゼロ世帯の増加など、金融資産の話題に事欠かない近年です。何も比較するわけではありませんが、日本では生活保護制度も充実しており、少なくとも、衣食住は最低限レベルでは、確保されています。
セブ島では、衣食住が確保されているとは、到底思えません。住んでいる家屋は、その辺に木材を柱にして、トタンの屋根で暮らしている人たちもいます。その強度たるや、大きな台風の風で、全て崩壊してしまうレベルなんです。
不思議なことに、なぜか、みんな笑顔です。家がなくなっても、家族仲良く暮らしていれば、それで満足しています。今日生きている喜びを、素直に表現している笑顔なんです。
こんな感じ。
🇵🇭 🇵🇭 🇵🇭
「幸せとは何か?」
この質問を自分なり導くためのヒントが、ここフィリピンにはあります。だから、何度も足を運んでいるのでしょう。
関連記事↓
◇ ◇ ◇
募金活動してます
”気に入ったらサポート” でいただいた募金は
子どもたちの教育資金にします
ご協力よろしくお願いします
◇ ◇ ◇