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何のために生きているの? 老後のためなの?
個人のお金の相談を受ける時、初日の冒頭で、人生のビジョンを考えてもらうことを提案しています。
今日は、何のために生きているの? について考えてみます。
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何のために生きているのか?
人生のビジョンを見つける旅のために生きているのかなって思うことがあります。
時折、「何のために生きているのか?」という深い問いに直面することがありますよね。この質問に対して、答えは一人ひとり異なることでしょう。人に合わせる必要も、視線を気にする必要もありません。
人生の目的やビジョンは、自分の価値観や目標、そして個々の経験に基づいて形成されるからです。
人生のビジョンは何か?
人生のビジョンとは、何を成し遂げたいのか、どう生きたいのかを示す羅針盤のようなものです。ある程度の年齢でお金の相談に来られる方の多くは、「老後の安定」を目指していると答えます。
確かに、老後に備えることは大切です。ですが、老後を迎えるまでに何をしたいのか、また老後でどんな人生を送りたいのかを考えることが重要なんです。
Q:「あなたの老後はどうしたいのですか?」
この質問に答えられるようになれば、老後を待たずに、したいことを今すぐ実行に移せば良いと思いますよ。
私の場合、ビジョンの一つは、『私は、すべての人に、物に、感謝しています』としています。
感謝することが喜びで幸せです。自分の知識や経験を通じて他者に貢献し続けることを行動で表現します。これが私にとっての「生きがい」であり、未来への指針となっています。人生のビジョンを持つことで、日々の生活や選択に意味を感じ、前向きに生きる力が湧いてくるのです。
あなたにとっての幸せとは何か?
次に、「幸せ」について考えてみましょう。幸せは物質的な豊かさだけではありません。もちろん、一定の経済的な安定は必要ですが、それだけでは心の満足を得ることは難しいです。幸せは人間関係、自己成長、健康、そしてやりがいを感じる活動など、さまざまな要素から成り立っています。
私にとっての幸せは、「幸せになるのではなく、幸せでいる」としています。将来ではなく今を充実することに喜びを感じます。
お金の重要性は?
お金は幸せの一部を支えるツールです。経済的な自由は、私たちがやりたいことを実行できる余裕を与えてくれます。ですが、お金自体が目的になると、本当に大切なものを見失いがちです。お金は手段であり、私たちの人生をより充実させるためのサポート役にすぎません。
ですから、人生のビジョンや幸せを追求するために、お金を賢く使うことが大切です。資産形成や投資を通じて、経済的な自立を目指すことは大いに意味があります。
しかし、その最終目標は何か?それは、自分の人生に充実感をもたらす活動や人との関わりではないでしょうか。
老後のビジョン
「何のために生きているの?」の回答がもし「老後のために生きている」と答えるならば、老後でどんな人生を送りたいのかを具体的に描いてみるのもよいでしょう。
旅行を楽しむ、
新しい趣味を始める、
地域社会に貢献する、
若い世代に自身の経験を伝えるなど、
さまざまな可能性があります。
私の老後のビジョンは、退職した50代の今と同じ生活リズムを続けることです。つまり、多くの交流を常にもちづづけ、常にSomething Newを追い求め獲得して、健康で、充実した生活を続けることです。
大きな目標に向かって勝ち取る人生からは卒業して、毎日を楽しく過ごせることに感謝をしたいです。
まとめ
「何のために生きているのか?」という問いに対する答えは、人それぞれ異なりますが、共通して言えるのは、人生にビジョンを持ち、そのビジョンに沿って生きることで、毎日の生活に意味が生まれると私は感じています。
幸せとは、自分が大切にするものに気づき、そのために生きること。お金はその幸せをサポートする手段であり、目標を実現するための一部にすぎません。老後も含めて、どんな人生を送りたいのか、自分なりの答えを見つける旅を楽しんでください。
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