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なぜ外貨建て資産を持つことが⼤切なの︖

今月は短期集中、夏休み集中金融勉強会:Finance Study Sessionを8回コースのネタをnoteにメモしておきます。


さて、多くの日本人は、お金に対して、
リスクを避ける行動を最大限にしますよね。

「外貨を持つと、為替リスクがあるから日本円だけでいいんだ!」

と、かなり強い口調で言い張り、違う考えを受け入れようとしない人が多いように感じています。少しでも情報収集をすれば、自分の偏った考えに気づくことができるようになると思います。

為替に関して、リスクを最大限に避けるということは、米ドルと日本円だけにならば、50:50の比率で保有することが、ローリスク・ローリターンです。

株式と債券を50:50の比率で保有しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)と同じ原理です。

GPIFは、インフレやデフレをはじめとする様々な運用環境の下で、長期にわたり安全かつ効率的に年金積立金を運用するため、「分散投資」を行っています。「分散投資」は、複数の資産を組み合わせて運用を行うことで、投資におけるリスクを低減させるための方法として、広く知られています。

◇   ◇   ◇

金利と債券の関係はシーソーです。
そして、株式と債券の値動きは反対の動きをするんです。
株が上がると、債券は下がる。
株が下がると、債券は上がる。

米ドルと日本円を50:50の比率で保有することは、
日本円が上がると、米ドルは下がる。
日本円が下がると、米ドルは上がる。

とてもリスク回避しているでしょ!


日本円のみしか保有しないってことは、全く分散投資せずに、日本人が大嫌いなリスクを大きく背負い込んでいるってことですよ。

この意味がわかるかな〜。


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さて、
まこさんnoteで過去に書いた為替リスクの関する記事を
まとめてリンクを添付しておきます。

下記、為替リスク関連記事4本を
Finance Study Sessionのネタとしてメモします。

為替リスク関連記事↓


◇   ◇   ◇


投資信託会社のホームページが丁寧に解説で、信用がおける書き方なので、勉強会のネタに使おうと思っています。

三井住友DSアセットマネジメントのなるほど!ザ・ファンドから引用します。

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日本の食料自給力は世界的に低く、食料や原材料などの多くを海外産に頼っています。そのため円安が進むと、輸入 されるモノの値段の上昇を通じて、国内物価に上昇圧力がかかる可能性があります。このようなケースで外貨建て資産 を保有していれば、仮に物価が上昇した場合には、資産価値の実質的な目減りを抑える効果が期待されます(円高 になった場合には、逆効果となります)。

1kg=10米ドルの豚肉を輸入した場合、豚肉価格は1米ドル=100円の時には円換算で1,000円ですが、1米ドル =120円の時には1,200円に値上がりしてしまいます。円安が進むと当初の1,000円で豚肉は購入できず、同量の 豚肉を買うためには、お金を追加して払わなければなりません。しかし、外貨建て資産で保有した場合には、円安に よって円換算の価値が増加するため、お金を追加しなくても値上がりした豚肉を購入することができます。

したがって資産価値の実質的な目減りから守るためには、足元の為替水準や物価動向を踏まえ、外貨建て資産の保 有を含めた資産運用を考えることが大切です。

三井住友DSアセットマネジメント なるほど!ザ・ファンド vol.161


三井住友DSアセットマネジメント なるほど!ザ・ファンド vol.161


◆なるほど!ザ・ファンドVol.161で取り上げたように、多くの輸入品に頼る日本では、円安が進んで輸入物価が上昇した場合、国内物価に上昇圧力がかかることで、資産価値の実質的な目減りが懸念されます。円建て資産だけでなく外貨建て資産も保有すれば、円安によって外貨建て資産の円換算の資産価値が増加するため、実質的な価値の目減りから資産を守ることができます。

◆円建てと外貨建ての両方の資産を保有することで、円高・円安いずれの局面でも、それぞれの実質的な資産価値がプラス/マイナスに変動するため、総じて資産の評価額を安定させることが可能と考えられます。

三井住友DSアセットマネジメント なるほど!ザ・ファンド vol.170


三井住友DSアセットマネジメント なるほど!ザ・ファンド vol.170






フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com