今でしょ!
「今でしょ!」と東進ハイスクールの林修さんが言ったこのフレーズ大好きです。人は何か行動しようと思ったときに、ついつい先送りする傾向があるみたいですね。私もその傾向があるのでいつも「今でしょ!」で心の中で自分を奮い立たせることが多いのです。
先送り傾向が強まっている懸念
先送り傾向は、年齢とともも進んでいます。若い頃は思い立ったら、すぐ行動してたのに、50歳を過ぎた頃から、退化していることを実感しています。
退職後、時間がたっぷりある今は、いつでもできる安心感からさらに、行動に移すことを先延ばし傾向に拍車がかかっています。
やばいな〜と感じていた時、先日、定年まであと数年の友人とおしゃべりしました。友人は定年退職後にはいろんなことをしてみたいな〜と願望を話していました。薔薇色のセカンドライフを描いているようです。
友人との会話
まこ:「どんなことをしてみたいんですか」と聞くと、
友人:
「庭の手入れをしてみたい」
「旅行してみたい」
「英会話教室に通ってみたい」
と言っていました。
定年退職後とは、お金に余裕ができて、時間にも余裕ができて、やりたいことがどんどんできるのです。可能性が広がるので素敵なセカンドライフを描いています。
会社という組織の中で、やりたいこともできず、プライベートな時間も削って、仕事に邁進してきた会社員ほど、退職後に憧れる気持ちはよくわかります。
さて本当に、そんなふうにできるかな?
私の〇〇してみたいこと
そう思うと、私は定年退職後に〇〇してみたいと思う事はあまりありませんでした。退職理由は機会損出の回避だからです。そもそも〇〇してみたい事はすぐに取り掛かり、実際にそうしていました。
現在早期退職をして、定年前に退職した身軽な状態です。タイムリッチ&マネーリッチな状態です。
機会損出の回避には、早期退職により現在進行形で成功しています。しかし、〇〇してみたいことを思い浮かんだ時、行動に移すのに時間がかかるようにもなってきました。
これは年齢から来ているものなのか?
それとも〇〇してみたい熱量が減ってきたからなのか?
先延ばしにする願望がある一方、noteを書いたり、ギターを弾いたり、ジムや散歩、体操など運動は毎週欠かさず行っています。これは私のやりたいことなので、すぐに取り掛かって、そして頻繁に行っています。
例えば、
散歩しながら思考遊びをします。帰ってくると思いついたアイディアを記録に残したくなってnoteに執筆をします。
例えば、
好きなアーティストの新曲を聞くと、歌詞やメロディーを確認したくなるので、すぐにギターで弾き語りをします。
この2つの例にように、モチベーションが上がってすぐ行動できるものの数が減ってきたのかもしれません。会社員の時は、すぐやりたいと思うことばかりだったのに、、、
友人の話の続き
さて、先程の友人に話を戻します。
定年後にやりたいことを残しておいて大丈夫なのかなと心配してしました。実際に彼が話した、「庭の手入れ」、「旅行」、「英会話」は在職中の現在できることばかりです。なんでしないのでしょうか?
まこ:「今すればいいじゃん、なんで今しないの?」
友人:「だって時間の余裕がないじゃん」
まこ:「本当にそうなの?」
友人:「心の余裕もないしね」
時間の余裕も、心の余裕もある現在の私からすると、それが「なんでしないの?」の回答になっているとは思いませんでした。
何冊もの定年後経験者の本を読みましたが、多くの方が活動性の低下を懸念しています。在職中にはスケジュールの合間を縫ってやりたいことをしていました。また、”時間を作る” と言う概念がありましたが、セカンドライフになると時間は作らなくても、いつでも時間が余っています。
おかげさまで、私は一定の閾値を脱したのか、ゆっくり流れる時間を楽しめるようになったので、退屈することはなくなりました。しかし、やりたいことリストがいくつかある中でなかなか取り掛かれないでいるのも事実です。
「今でしょ!」って言葉に奮起され、思い立った瞬間にどんどんやっていくことを再認識したので、今日のnoteに書き留めておきます。
I WISH I DID THAT (やっていればよかった)
こんなイラストを見つけました
I WISH I DID THAT (やっていればよかった)の繰り返し。こんな後悔する人生は送りたくな〜。このイラストを見て具体的なエピソードがいくつも思い浮かびました。それをやっていればよかったと、今思ったのなら、今やればいいだけです。
そんなふうに思いながらこのスライドを眺めていました。
会社設立してみようかと思い始めています。そのアイディアが出てから数ヶ月が経ちました。見切り発車でいいかな〜???
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