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咲く場所も咲き方も自分で決める。【1期生-いに】

2021年12月。

「面白そう。申し込んでみ。」

父親からこのメッセージとリンクが送られてきた。
【ひらけ、わたしの全開。】

(ゼ・ン・カ・イ?ほぉ。オンラインか。毎週土曜日か。友達と遊んだほうがよくね?まあ、いいか。)
これが当時の正直な気持ちだった。
しかし、前向きなイメージを与えてくれた言葉があった。

【募集条件 学問・偏差値・不問。】
学問とか、偏差値でその人のランクがつけられている気がしていて、そういうのが嫌いだったし納得いっていなかった学生の私にとっては最高の言葉だった。

「申し込んだよ。」

ここからあの3ヶ月が始まった。

初回に参加できずに周りに遅れを取って始まったproject:ZENKAI。
緊張と人見知りがZENKAIな私ではじまった。
3ヶ月のプログラムの全体の流れはこうだ。

第1期 プログラムの流れ

自分の弱みをしっかり理解し優しく包み込んでくれる環境で、全員が本当の自分をさらけ出して打ち解け始めたのがDIG。

メンターであった岩本宗涼さんやTAなどの先輩方がどのような生き方や考え方をしてきたのか沢山の吸収することがあったのがTALK。

やりたいことがなかった私に、私がどんな時に一番楽しそうか周りにきいてみるという宿題を出してくれて、そこから将来なにをやりたいのか寄り添って考えてくれて、一歩踏み出せたのがACT。

言語化することの難しさを知ったり、手を上げてみんなの前に立って話をして初めてプログラムの中で成長を感じたのがSHARE。

プログラム中は絶対心に火が灯ってZENKAIになれるし、プログラムが終わった後の放課後タイムでは1時間くらいたわいもない会話をしてリラックスできる。
そんな暖かすぎる環境がproject:ZENKAIだったのだ。

project:ZENKAIを通して学んだこと

私はproject:ZENKAIを通して学んだこと2つがある。

1つ目は仲間の大切さだ。
正直今までは何か行動するとなると一人で始めた方がはやいし、そっちの方がいいと頭の中で思っていた。しかし、よく考えてみると部活動や受験、習い事の大会など何かに向けて頑張る時、常に周りには一緒に努力してくれる人がいて、応援してくれる人がいた。逆に誰にも言わず一人で始めたことは大体は三日坊主だった。つまり、何かしたいことがあった時、まわりに言い辛くても共有することで目的が同じ仲間が集まってきたり、応援してくれる仲間ができる。その仲間たちが何よりも大切で、重要になってくる。そしてこのproject:ZENKAIこそが、一緒に頑張ってくれる仲間、応援してくれる仲間になってくれるのである。

2つ目はなんでもできるということだ。
生きている限り無限の可能性がある。自分がしたいこと、なりたい未来なんでもできる。だからこそ自分のやりたいことは片っ端からするべきである。プログラムの中でやりたいことリストを作ったが、みんなにも作ることを勧める。可視化することで、一度に見れるし、意識も変わってくると思う。なんでもできると言えど、それ相応の努力量は必要になってくる。そのためにも仲間が必要なのである。周りから嘲られてもやり遂げた瞬間に掌返す。だから聞かないのが一番いい。それくらいのメンタルを持ってそれ相応の努力をした人だけにしか見れない景色はさぞかし美しいだろう。

学校では習わない、いや習えない大切なことを背中で見せるかっこいい大人たち、懸命に食らいつく行動力がものすごい仲間たち。こんな環境今までにあっただろうか。これから先出てくるだろうか。

大切なことに気づかせてくれたproject:ZENKAIありがとう。

project:ZENKAI 1期生
いに

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