新しいことをやりたくなる病
この1週間くらい、人生でかなり落ち着いた時間が過ごせている。仕事をして、犬と散歩をして、ごはんを食べて、夜はゲームをする。仕事がいつもより忙しいにも関わらず落ち着いていると感じるのは、きっとストレスが少ないからだと思う。こうやって、少しでも落ち着いてしまうとすぐに何か始めたくなる。自分で考えても、もはや病気の域だ。とはいえ、運動の習慣も作り始めたばかりだし、文章を書くのも改善している最中である。なぜ新しいことを始めてしまうのかと考えると、やっていることの先がある程度見えた段階で新しい事を始めたくなるのではないかと考えた。
例えば、小説を書くであれば、現時点では学びとアウトプットである。これは一朝一夕ではできないので、日々学びながらアウトプットしていく。つまり、書くことがルーチン化してしまえば、私にとっては、もはや新しいことでは無いようだ。決めた目標に向かって進むだけであって、たいした苦労だと思っていないのである。もちろん、適当に書いているわけではなく、日々研鑽しているのにも関わらずだ。突き詰めていくのはまだ先の話で、今はとにかく練習の時間なのだ。鉄棒で例えると、逆上がりができないから一生懸命足をあげている段階で、大車輪の動画を見てもわたしには仕方ないのである。だから、新しいことを始めることにした。やりたいことはたくさんあるが、次はマンガを描くことに挑戦してみたい。既に勉強用の書籍は20冊くらい購入し読み終えた。以前はPalmieというサイトにも登録して勉強と練習もした。あとはやるだけだが、こればっかりはなかなか難易度が高そうである。1つずつステップを踏んでいくような、いい書籍があるのでそちらを参考にまずは進めてみようと思う。
結構多くの方が勘違いしているのだが、美大に行ったからといって全ての絵がうまいわけではない。デッサンはほぼみんなできるだろうが、イラストのような線画となると話は別だ。わたしはこの線画がとことん苦手である。というより、アートが苦手だ。個人的には、イラストはデザインではなく、アート寄りだと考えている。もちろん商業イラストは要求されたイラストを描く必要があり、デザインの要素を含むが、アート寄りのデザインだと思う。わたしも線画という意味では、クロッキー程度であればもちろん描くことはできる。人間の解剖図などを模写したり、動物の模写ももちろん散々やった。物に至ってはプロダクトデザインを専攻したので、裏側まできちんとイメージして設計図を描くことができる。構図ももちろん勉強した。しかし、マンガやイラストになると本当に苦手だ。これができると更に自分の幅が広がると考えている。出来上がったらこことかに公開する予定なので、期待せずにお待ち頂ければと思う。
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