お互いが両輪となり加速化していける Vol.2 #Moonlightingインタビュー
前回のvol.1に続き、後半のインタビューをお届けします。
白井さんの直感的なお声掛けから始まった林さんのMoonlighting。
後半では、実際に本業との兼ね合いや、Moonlightingすることでの変化、お互いにこれから期待することなどをお聞きしました。
- 生活に張りが出て、目的意識を常に持つようになった
-- 人間力が高いのはむしろ子どもなのかもしれませんね。現在、林さんはどのような業務を行っているのでしょうか?
林さん:人事制度の仕組みを白井さんと共に作っています。育成体系に対する教育研修のコンテンツ開発と実施。運用をどう進めて行くか、その仕組みの構築を相談させてもらいながら進めています。また様々な課題や今後の戦略などでの白井さんの壁打ち役を行っています。
-- 本業もある中、ミライLABOさんへコミットメントはどれくらいでしょうか?しょうか?
林さん:本業以外の時間で、時に有休を使いながらコミットメントしています。ミライLABOさんでは教育コンテンツを創っています。内容としては、業務の効率化や、それをミスなく正しく遂行することを扱っていますので、自分自身も改めて学ばせて頂いています。
-- 本業先の業務と重なる部分もあるのではないでしょうか?
林さん:子どもに物事を伝えるということは大人以上に、言葉の選び方やファシリテーションの仕方が大事なんですよね。本当に多くのことを学ばせて頂き、本業の自分が行う研修の中でも取り入れさせて頂いています。
-- Moonlightingをすることで感じているご自身の変化はありますでしょうか?
林さん:周りから楽しそうですねと言われますね(笑)また、いつもミライLABOのビジネスをいかに良くするかを考えていますので、大好きな本を選ぶときもそこに必要な本を探して読んでいます。目的があるので土日も生活に張り合いが持てますし、事業にも繋がっている実感があることは嬉しいことですね。
(Moonlightingの様子)
- みんなをエンパワメントしてくれる存在
-- 白井さんは、林さんと活動を共にしていかがですか?
白井さん:とにかく聴いてくれます(笑)経営者という立場上、判断や決断をするのは常に自分ですが、時にアドバイスが欲しかったり、結果として「自分の中に結論は出ていて、背中を押して欲しかっただけだったんだな。笑」と気がつく時も多々あります。経験や知識は私よりもはるかに上ですが、常に「白井さんのお考えは?」とまずは受け止める姿勢でいてくださるので、どんな状態(未完成)のものも相談することができます。また、演じ分けてくれてるな、と感じる時があり、私が迷っている時や落ちている時には自信を与える方向に導いてくれてるなと感じたり、メンバーに対しても、私との役割を使い分けてくれていて、林さんはアドバイザーというより、人をエンパワメントしてくださる方だなと感じています。
また、先日林さんが「ミライLABOでおこる課題は日本でも、世界でも一緒です。みんな同じことで悩むんです」と仰っていたのがとても印象的でした。今創っていただいている教育コンテンツもいつか他の方にも見て頂きたいですね、と話していて、事業が加速化しているのを感じています。
-- 林さんがジョインした事で、ミライLABOさんやご自身になにか変化はありますでしょうか?
白井さん:いくつもあるのですが、林さんの、現場には直接関わらないという立ち位置が経営者の私にとってとても重要だと感じています。経営者の考えや方針と、現場の実情やそこに携わっている方の考えの間で葛藤が起こった場合に、林さんのお陰で経営者としての理想をさらに深掘りし明確にしていくことができています。右脳的になりがちな私に対して、左脳的に整えて下さる林さんがいることで上手く事業を進めることができていて、とても有難い存在です。
-- お互いの存在が両輪なっているんですね。林さんは、ミライLABOのメンバーにはいないような方(バックグラウンド、年齢等)だと思うのですが、チームではどのように多様性を受容されていますか?これによって何か変わったことはありますか?
白井さん:うちは若いメンバーが多いので、小学生の時にはスマホがあったというメンバーも多くいます(笑)いわゆる「ググる」世代で、本や一次情報で調べることが得意ではないので、その辺りをカバーしてくれています。また、弊社は商品開発などの工程においても対話を大事にしているのですが、その際に、多様な方がいる方が圧倒的に多角的に考えられます。結果、ペルソナが明確に絞られていくようになったなという感覚があります。
-- 林さんは、今後どのような活動をしたいと考えていますか?目指したい社会なども含めてお伺いしたいです。
林さん:ミライLABOを通じ、沢山の人達や会社と出会うことができます。その関係から自分が貢献できることをひとつひとつ行ってゆきたいと思います。子どもたちの可能性の翼を伸ばしてゆく(折らせない)、お手伝いを関わる人達に貢献することで叶えてゆきたいと思います。
-- 白井さんは、今後林さんに期待したいことはありますでしょうか?
白井さん:今は主に私の相談役として壁打ちしてもらうことが多いですが、最近はメンバーたちがどんどん挑戦し出しているので、メンバーたちにとっても、同じようにエンパワメントしてもらえる存在になってほしいです。うちは教育事業なので学校に例えるなら、図書室の先生であり、時に保健室の先生なイメージですかね。
-- お互いへのメッセージがあればお聞かせください!
白井さん:どこを目指すのか、道を絞ることができたのが今年の前期でした。より戦略的に進んでいくステージに入ってきたと感じると、同時に、これから組織が筋肉質な組織に生まれ変わっていく必要性を感じています。その中で生まれるさまざまな葛藤をこれから、私含めメンバーたちは感じていくと思うので、そこでぜひ林さんにトレーニングをして頂き、さらに組織が前進していけたら嬉しいです。
林さん:ぜひ使ってください(笑)現在作成中の教育コンテンツをどんどん試しながら改善させていき、人材育成を進めていきたい思います。これからも宜しくお願いします。
Fin.
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