見出し画像

<月例勉強会>「個人のパーパス」とは?パーパスドリブンリーダーシップ #イベントレポ

こんにちは!Project MINT事務局です。

6月度のMINTコミュニティ月例勉強会が先日開催されました!
今月のテーマは、「個人のパーパス」とは?パーパスドリブンリーダーシップ。

どなたでもご参加いただける毎月の勉強会、今回もMINTイベント初参加の方や、既に一度パーパスを言語化したことのある修了生の方がご参加くださいました。

参加の目的や理由としてあがったコメントをいくつかご紹介します。

「転職を考えていることもあり、2年前に作ったパーパスをアップデートししたい」

「リーダーシップというキーワードに惹かれて参加した」

「自身のパーパスを見出すのに自問自答では限界を感じ、対話を通じて何かを見つけたい」

今回は、「パーパスドリブンリーダーシップ」の概念のみならず、個人のパーパスにつながる自分自身について理解を深めていく、そんな有意義な時間になったと思います✨

開始時、いまの気持ちを共有する参加者のみなさま

パーパスドリブンリーダーシップとは、あなた自身の「こうありたい」が周囲に影響すること

早速ですが、パーパスドリブンシップの考え方とは一体どのようなものでしょうか?

「パーパス」と聞いても、日常生活ではそこまで馴染みがない言葉ですし、なかなかイメージがわきづらいという方も多いかと思います。

パーパスドリブンリーダーシップの提唱者ニック・クレイグ氏によると、

"パーパスとは、あなたのうちなる存在意義。
周囲の人が、あなたが席を外した時に、寂しがるもの。"
あなたの信念が、自然に周囲に伝染していくリーダーシップのあり方

ニック・クレイグ著:Leading from Purpose: Clarity and the Confidence to Act When It Matters Most

Project MINTでは、パーパスとは「あなたの”Why”」と表現しています。

当日資料より抜粋

「大切にしたい価値観」「世界にもたらしたい価値」とも言い換えられます。

また、Project MINTでは、パーパスドリブンリーダーシップをこのように定義しています。

当日資料より抜粋

まずは自分自身のパーパスを見出すこと。
自ら相手のパーパスを知るために対話をしていくこと。
さらに自身のパーパスを関係者や周囲の人に伝えていくことで、相手の共感や協力を得ていく。

世間や社会で求められるような「こうあるべき」「こうするべき」というリーダー像に合わせて行動するのではなく、
自分自身の「こうありたい」が、自分自身を掻き立て、周囲の共感を生んでいくこと。
これがパーパスドリブンリーダーシップの考え方です。

そして自分自身のパーパスと言動/行動がつながったときに一番パワフルな真のリーダーシップが発揮できるといいます。

より良いリーダーになるために、まずは自分自身を知る必要がある、ということなんですね!

パーパスとは、既に自分の奥底に眠っているもの


では、パーパスとはどのように見出すのでしょうか?
植山によると、パーパスは既に人の奥底に眠っているものだといいます。

幼少期、両親からの影響、受けてきた教育や育った社会、触れた文化の中で
・どんな関係性を築いてきたか
・どんな経験をしてきたか
・念場や試練をどう乗り越えたか
といったことが、その人自身のものの見方につながります。

また、ニッククレイグ氏はパーパスを形作るものとして、個人の経験や直面した困難、強みなどに由来すると唱えています。

Source: DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文 優れたリーダーはストーリーのある目的を語る 著者名:ニック・クレイグ/スコット・スヌーク

このような要素を自分自身で掘り下げ、さらに他者にも掘り下げもらうことで自分自身の内側深くにあるパーパスを見出していきます。

パーパスとは、特定のタスクが完了したらなくなる一過性の「ゴール」とは違い、自分の中で継続的に循環し存在し続けるもの。
そして「あなた自身が見るもの」と「こうありたい」が合わさったものがパーパスなのだ、という解説もあり、よりパーパスについての理解が深まっていきました。

実際の勉強会では、パーパスの言語化のために自分自身の「こうありたい」を見出すヒント、無意識に持っている思考の傾向を見つけられるようなワークを行いました。

ワークを通じて、参加者のみなさまからはこのようなお声があがりました。

「自分が理想としてもっている世界の在り方について、ちゃんと自分で認めてあげていいんだということに気づけた」

「ワークを通じて、自分はやりたいことをやる、人生を楽しく生きることがしたいんだ、ということに気づいた。この先悶々とすることがあってもそれはそれで人生の通過点として楽しみながらやっていけたらと思う」

「世界中の人々が俳優としていろんな舞台で役を演じている立場だとしたら、そういう人々が舞台から降りられる場所を用意することが自分にできることかもしれないと感じた」

「項目が埋まらなくても、自分自身が大事にしたいキーワードがいくつか出てきたことが良かった」

一人一人が、自分自身について気づきを得ることができたということが伝わります。
また、他の参加者の方の話を聴くことでさらに自分自身を見つめることができたり、ともにパーパスを追求する仲間の言葉に影響に励まされたりしたような時間になったと思います。

まとめ・植山からのコメント

パーパスドリブンリーダーシップについて深堀りしていった今回の勉強会。
最後に、植山からのコメントも添えたいと思います。

Project MINTを通じてパーパスドリブンなリーダーを育成するために、まずは自分自身が自分のパーパスに忠実に生きることを大切にしていきたいと改めて感じました。

そして、より多くの大人がパーパスに忠実に生きる姿を見せることで、次世代の若者たちも同じように、自分の可能性を最大限に発揮し、幸せに自分のパーパスに忠実に生きるようにインスパイアされると信じています。

このリーダーシップの伝播こそが、Project MINTのムーブメントです。
ぜひ、このムーブメントを一緒に創り上げていきましょう。

次回勉強会予告:7月30日(火)「傾聴」の方法と実践をする会

Project MINTでは、毎月コミュニティ月例勉強会を開催しております。
次回のテーマはこちら:「傾聴」の方法と実践をする会

お楽しみに!

▼詳細&申込ページは下記へアクセス▼


いいなと思ったら応援しよう!