みどりいせき

友達のオススメで読んだ。

とても楽しく読めた。

アンダーグラウンドなことについて誤解を招く描写があったので僕が訂正。

まず血まみれになったり怪我をしたりするような闘争みたいなことは実感としては皆無。特に大麻の場合登場人物のように怪我をするような危険さはないと思う。

同じアカウントがSNSで乱立するほど売り手の数は多くないのでそんなに争いもないようだ。

紙(LSD)がトラウマの治療にも使われたというのは誤り。正しくはMDMA。

LSDにこの本に書いてあるような共感覚を起こす効果はない。LSDは視覚の幻覚剤と呼ばれている。共感覚を起こすのはMDMA。

大麻やLSDは出てくるのに覚醒剤やシンナーが出てこないのは違和感がある。覚醒剤が一番儲かる。

2万円が報酬の単位として出てくるがこんなに気前よく貰えるものではないし末端売人で自分でも使っている場合お金はかっつかつなので親に5万円あげるということもまずない。

今高校生の間で主流の乱用薬物は路面のドラッグストアで買えるドラッグである。

喧嘩になって大怪我するくらいのことがあったらいくら違法薬物の売人といえど警察を呼ぶ。

LSDは日本のアンダーグラウンドではほぼ出回っていない。一度も出くわしたことがない。コカインも然り、MDMAも然り。

CBDオイルでリラックスするという描写が出てくるがTHCをやっている人間はまずCBDオイルには見向きもしない。

それくらい。

まあ楽しかったのでよしとしよう。

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