【クルマ編-第63回】 MINI COOPER (3DOOR) S <プレミアムプラン >
新しく生まれ変わった MINI COOPER (3DOOR) の基準仕様は、BMW X1 と共用の直列3気筒1.5Lターボ付ですが、今回は、直列4気筒 2.0Lターボ付、204馬力エンジンを搭載した S仕様 を検証しました。
ドイツ車の空力を含めて合理的な外観の BMW X1に対して、MINI COOPERは BMW X1とプラットフォーム周りの共用化を図りながら、独特の丸みを演出する英国風のテイストと、 MINI COOPERらしい特徴のあるデザインプロホーションを維持した上屋の構造になっています。 ここがものすごく愉しい視点ですね….。ほぼ同じプラットフォームとパワートレインを使いながら、ドイツのクルマ造りを前面に出している BMW X1。一方 MINI COOPERは、進化や合理性、空力性能などには囚われずに、かたくなに英国の味と伝統の技術を守り続けています。
クルマの造りを視ても、プラットフォーム部分は同じですが、上屋部分の造りは基本骨格構造や接合の方法など大きく違っています。どちらかというと MINI COOPERの車体の造りは、アストンマーチンやジャガーに似たような、英国車独特の構造体になっています。
そして、ハンドルを握り走り出すと、シッカリとした安定感のある BMW X1の走りに対して、MINI COOPERは英国スポーツセッティング独特の「少し硬めのサスペンションセットと、チョコチョコとした敏感さのあるステアリングレスポンス」の走り、押し出される感じでトルク感のある動力性能…。有名なシルバーストーンサーキットに向かう途中の、牧場の中を抜けるアップダウンとコーナーが続くカントリーロードの、爽快なドライブを思い出しました。
MINI COOPER は、傍に佇んでいるだけでも色々な楽しさや面白さが湧いてきます。 フォーマルなオックスフォードではなく、パンクチックなケンブリッジの構内にいる雰囲気すら醸し出しています。
とにかく楽しいクルマ… やはり、クルマを通してその背景にある文化や人の生活を見抜くと、それだけでも愉しいものです。
ここから先の動画では、実際の評価と検証の結果、そしてデータの解析結果も交えて詳しく紹介しています。
本編の動画をご視聴し、新たなクルマの知見と愉しみを 広げて下さい …
※ プレミアムプランでは、「デザインや性能と機能の分析とその評価、そして色々な部分の仕様や造りの詳細説明、実車測定したデータの結果」など、ホワイトボード解説も交え、より充実した情報や知識をお愉しみ頂けます 。
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