【雑誌ベストカー提携企画】水野和敏が斬る!! … 紙面では書ききれなかった確かな検証　Mercedes E220d AVANTGARDE と、BMW 523d xDrive M Sport ＜プレミアム＞

『雑誌 ベストカーを読んで全般を知り、Youtubeで取材の様子を観る、そして このライブ配信で正しい本当の知識や見識を身につける』
多次元に渡るメディアの媒体を一元化した、ユニークで唯一の配信！！
いつもは「本当の自動車技術講座」との月別の交互配信ですが、今回は特別スケジュールで配信します。

世界が注目するライバル対決「Mercedes E クラスと、BMW 5シリーズ」を取り上げました。ブランドメーカーにとって、このクラスはとても重要な意味合いと位置付けを持つモデルです。

　それは、単にE クラスと 5 シリーズというモデル単独の商品力と 商品イメージの範囲では収まらずに、ブランドの「ステータス感を演出するフラッグシップモデル」的なポジションで、上級の  S クラスや 7 シリーズの「ステータス感の印象や、ハイクラスなテクノロジーの進化レベルと その特徴」などに影響を及ぼし、下の  C ＆ Aクラス、そして 3 ＆ 1シリーズなどに対しては、「ブランド・メーカーとしてのステータス感や、採用されている技術スペックの上質&高級感」をイメージさせる、言うなれば、上のモデルに対しても 下のモデルに対しても大きな影響を与える、ブランドイメージを造る基礎になっているからです。

　そして、今回フルモデルチェンジしたこの両車を視ると、BEV化への対応も含めて、モデルチェンジの狙いを変えてきました。

・Mercedesは、BEV専用に特化した新しいプラットフォーム系列をつくり、「未来への進化と上質&エレガンス」を強調した商品コンセプトを前面に打ち出す BEVのEQシリーズとは分離させて、従来路線の延長上の進化でモデルチェンジをした Eクラス。　BEVの EQシリーズ系列とは、ある意味 差別化を図った、エンジン系列としてのモデルチェンジをしてきました。
・一方、BMWは、 BEV車とプラットフォームを共用化しただけでなく、BMWとしてのブランド・コンセプト「スポーツと躍動感」を演出した商品のイメージ戦略を、「BEVとエンジン車を共通にして、メーカーのブランドを強調した」モデルチェンジを 5 シリーズはしてきました。

　両車のモデルチェンジの目的と役割、そしてその方策は大きく違います。
メーカーとして「商品を軸にして、BEVとエンジン車のブランドイメージの分離化」を図った Mercedesと、メーカーイメージを優先させて「BEVとエンジン車の商品コンセプトと、採用するプラットフォームも共用化(一体化)」してきたBMW。　
とても興味深く、単にMercedesとBMWだけでなく、これからのBEVとエンジン車のクルマのあり方を問い掛けているモデルチェンジでもあります。

今回の検証できちんと視えたのが「車両重量や駆動力の負荷が大きいBEVに使える、合理的に共用化前提の開発をされたプラットフォームを使ってエンジン車を造ると、今までに無かった多くのメリットがエンジン車にも生まれる」ことです。

　私が2020年頃のベストカーの記事の中でお話した「2024～2025年頃に起きるBEVを適用する法規の改定提案や、メーカーのエンジン車復活の回帰現象」が現実に起こり、VWや Mercedes、そしてVOLVO など「2030年までにエンジン車の生産を全て停止すると発表していたメーカーから、エンジン車を復活させる修正案の発表」が続いています…。
　今までとは違う、この様な社会情勢や商品ラインナップ戦略の中で行われた この両車のモデルチェンジをその背景も併せていろいろ推定すると、今回の検証と評価はとても今後に対して興味深いものがあります。

今までは同じカテゴリーの中で、同じような役割や使命を持っていた、競合する商品でありながら、時代の流れや企業の戦略によってその内容や位置付けが大きく違ってくる商品像。　この様な例は、自動車に限らず色々な分野で起きているのが現代だと思います。
　皆さんも、今回のこの様な例を参考に身近にある様々なことを　改めて視てみませんか…!

そして、事前に皆さんから寄せられた質問2問と、ライブの中で頂いた質問にもお答えしました
【事前に頂いた質問】
・ロングセラーモデルの実際の売れ行きについて「売れ続けているのか?」
・競合車種が共存するには…?　ランエボやインプレッサ等消えてしまった…!

【ライブの中に寄せられた質問】
・令和に作られた、宇都宮ライトレールが収益を上げているのは何故か…?
・「定番車」について、その定義や意味をどう思いますか…?
・ドアやバックドアに設けてる、ガードバー(インパクトビーム)の役割は…?

ベストカー編集委員 梅木さんとの「語り合い形式で解りやすく伝えている」アーカイブ版の動画で ここから先はお愉しみ下さい。

※ 初版限定3500部の予約販売を受付中です。初版の限定版には、 固有のシリアルナンバーに加えて" 直筆のサイン"も加わります。

詳しくは、
プレスリリース : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000066676.html
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私と鈴木利男さんの語りは : https://www.youtube.com/channel/UCdKQWqH--Ho-BkqI1ZzWDWA