【クルマ編-第43回】HONDA ZR-V e:HEV X 、FF <レギュラー>
FITのプラットフォームをベースに開発した 小型コンパクトSUVの VEZELと、ミドルクラスSUV並みに大きくなった CR-Vとの中間に、新型CIVICとプラットフォームを共用したコンパクトSUV、HONDA ZR-V が 新たな商品ラインナップとして市場投入されました。
このサイズのコンパクトSUVは、ホンダの主要マーケットである北米市場でも需要が多く、これから先のホンダ4輪部門の重要な収益モデルに成長していくものと思われます。今回は最も売れ筋と思われる e: HEV、FF仕様モデルの評価と検証をしました。
ベースとなっているCIVICのプラットフォームは、ホットスポーツ派生モデル CIVIC TYPE-Rの330馬力をこなせるキャパシティーがあり、この ZR-Vも、操安性や静粛性などでその恩恵を受けていた。
素直な操安性や バランスの良い乗り心地、しっかり造られたプラットフォームによって振動や騒音が減衰されるなど、上手く纏められているか…?
インテリアのデザインは適度なモダンさと質感があり、日常の利便性についても期待は持てる。 しかし…操安性のレスポンスに振り過ぎたタイヤのスペックなどには、路面から常時感じる小さな突起感があり、一部課題も視えた…?
「長い押し出し顔に、派手なメッキ装飾をした車両の前半部と、短い荷室長のリヤオーバーハング」を組み合わせ、ユニークさや豪華感を演出した、最近流行っている国産SUVとは一線を画して、北米の市場が求める「実用的なラッケージ積載性や、体格の大きなアメリカ人にも対応した室内の広さ」など、市場が求める要件も折り込まれた 車両のパッケージングであった。
世界を相手に企画から開発まで手掛けたプロの視点から、マーケットに切り込んでいく開発の狙いやコンセプト、それを実現する技術までを織り込んだ「商品競争力の評価と、裏付けのある検証結果」を解りやすく伝えます。
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一般のメディアやSNSなどで流される自動車の情報とは一線を画した、評価や検証の結果、その解説などを楽しんで、クルマを知ることと併せて、見抜きの力も養ってくださいね・・・。はい、それでは…
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