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【クルマ編-第51回】PEUGEOT 408GT HYBRID <レギュラー>

 社会階層のヒエラルキーから解き放たれ、そのユニークさと共に「個性と自由」を演出して 瞬く間に流行の車型となったSUV。しかし、同時に SUVを象徴させる「重さ と 高さ」は、セダンやハッチバックに比較して、CO2排出量の増加と燃費の悪化、そして 操安性や乗り心地、加速性能などの低下も教えた。 
 特に、昨今の 燃料価格の高騰 や CO2排出量の削減などを受け、「セダンやワゴンの様に従来からの社会的ヒエラルキーに縛られず… だけど、SUVのような 個性の主張やユニーク性も持っているクルマ」というマーケットの要求もあり、ここ最近は「セダンとSUVの中間に位置するクロスオーバーという新しい概念」の、スタイリッシュでユニークな外観のクルマが増加している。
 一方、スバルのアウトバックや、ベンツのオールテレインなどに代表される、ワゴンから生まれた実用的で利便性の高いクロスオーバーは従来からあったが、最近は、クラウン・クロスオーバーに代表される、見栄えの良さとデザインの新鮮さを狙った「ユニークでファッショナブルなクロスオーバー」が、燃費の向上とCO2排出量の削減などの社会的な要請から増々増えている。
 今回は、フランス(ラテン系)のセンスで造りだされた、いま話題の斬新なクロスオーバー、PEUGEOT 408GT HYBRIDを取り上げてみました。

 主要なコンセプトが「セダンやSUVの進化と発展」として提案された、クラウン・クロスオーバーに対して、「SUVの逞しさに支えられた、4ドアスポーツワゴンの斬新な進化」として提案された、PEUGEOT 408GT。
新しいクロスオーバーの提案でも、日本人とフランス人の捉え方や狙い、そしてセンスは違います。
 更に、見方を変えると「堅実な進化版としての商品訴求をしてきたクラウン・クロスオーバー」と「小排気量ダウンサイジングエンジン+ハイブリッドを装備して、社会性のアピールと共にユーザーに パッションとユニーク性が生み出す楽しさ」を狙った PEUGEOT 408GT HYBRID。

ユニーク性と新しさだけでなくクロスオーバーという新しさに対して、
パッションまでも盛り込んだ PEUGEOT 408GT HYBRID。
新しい毎日を提供してくれるようなクルマ? 

商品の狙いや背景までを見抜きながらクルマを視ると、色々なエッセンスや思考が観えてきますし 本当の面白さはここにあります!!
そんな視点で日常の街中で観かけるクルマを洞察してみませんか!! 
きっと色々なことを教えてくれると思います。 そしてそのような洞察と思考はクルマに限った話ではなく、ビジネスや日常の中でもきっと何かのヒントや閃きになって活きる場合もありますよ~。

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