【クルマ編-第58回】Volkswagen Golf R 20 Years <プレミアム>
発売されている 8代目GolfのFFの標準仕様車と GTIモデルの検証と評価は既に配信していますが、今回は誕生から 20周年を迎えたアニバーサリーモデルとして " Golf R 20 Years " という限定された トップパフォーマンス・モデルが発売されましたので、この検証と評価をしました。
流石に、20周年の特別記念モデルとして、直列4気筒 2.0Lのターボエンジンの出力を333psまで引き上げた 4WD仕様のホットバージョンは、装備品や外装モデファイ分も含め、その価格はメルセデスAクラスのAMG仕様に近づいた 700万円前後となっています。
そして、新制御システムの4WDや、電制可変ショックの採用によって、「前後のバランスが安定した走りの楽しさや、 突き上げ感がマイルドになったフラットライドな乗心地」は、看板モデルのGTIとは違う、上質な高性能を持ったこのモデルの特徴をよく表しています。
サーキットの走りや、アウトバーンのツーリング、そして日常生活の中での実用性や利便性などを 高い次元で両立させて仕上げた、良質な高性能を手に入れたクルマになっていました。
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