【クルマ編－第47回】SUBARU CROSSTREK Limited AWD　＜プレミアム＞

此れまでの 国内の呼称を、XVから輸出車と共通の CROSSTREKに統一してスバルから新たに発売されたコンパクトクラスのSUV。
　オフロード車の力強さや安定感を、クロスカントリー風にアレンジして、独特な商品イメージを演出していた前型車の XVから、今回の CROSSTREKは少し商品の狙いとコンセプトを変えてきた。
　クルマの下半身(下屋周り)は、前型の XV以上に強い黒色の塊を四隅に持たせて「クロスカントリー風の力強さと安定感」を演出しながら、それとは対照的に、上屋(上半身)部分は大きく変えて「エレガントでカジュアル・ライクな親しみやすさ」を演出した、都会派のハイセンスなSUVに変えてきた。

前型のXVでは、オフロード・スポーツを引き立たせたユニークさをメインに演出をしていたが、今回の CROSSTREKでは、上屋周りを欧州車のトレンドである「スポーティー&エレガントなクーペ調」に変更して、日常の中での「ハイセンス&カジュアル感、親しみやすさ」を狙ってきた

外観のデザインだけではなく、パワートレインのラインナップなども見直され、2.0L NAエンジンを軸にして、従来からのAWDに加えて、FF 2WD仕様のバリエーションも充実された。
　更に、操安性や乗り心地などの走行性能全般についても同様で、日常領域での 使い易さと親しみやすさなど、エントリーモデルとしても上手くコーディネートされている。

一般のメディアやSNSなどで流される自動車の情報とは一線を画した、開発された背景や生活環境、適用される技術までを含めた評価や検証の結果と、その解説なども楽しみながら、クルマを正しく知りましょう。
併せて楽しみながら、生れる背景や商品の狙いと企画意図などを知ることで、本質や思考を見抜く力も自然に養ってくださいね…。
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※ プレミアムプランでは、「デザインや性能と機能の分析とその評価、そして色々な部分の仕様や造りの詳細説明、実車測定したデータの結果」など、ホワイトボード解説も交え、より充実した情報や知識をお愉しみ頂けます 。