【クルマ編-第62回】DS 3 OPERA BlueHDi <レギュラー>
ステランティスグループのフランス車 3ブランドの中で、ユニークで上質なラテン系のデザインを楽しませてくれる DSブランド。その中でも最も親しみやすい スモールコンパクトカーの DS 3。今回は、1.5Lのディーゼルターボエンジン搭載の DS 3 OPERA BlueHDi を取り上げてみました。
日常の中で扱いやすいサイズ感やハイバリューを売りにして市場を形成してきたスモールコンパクトカーの領域に、最近はLEXUS LBXなどに代表される、豪華感と上級仕様を売りにしたブランドが増えてきました。 そんな背景を踏まえながら、クルマとしての機能や性能、そして装備類の豪華さだけではなく、ユニークなデザインが造りだすアートの楽しさも提供してくれる、DS 3の評価と検証をしてみました。
DS 3のベースになっている プラットフォーム(車体構造)やサスペンションの造りは、一見するとかなりガッチリ造られています。 更に搭載されているディーゼルエンジンとトランスミッションの組み合わせも このクラスとしては余裕の、1.5Lディーゼルターボと8速ATというステランティスグループの上級車と共通のユニットの組み合わせ。 このクルマの中味は、スモールコンパクトというより、寧ろコンパクトカーの素性を全て持っています。
基本がシッカリと作られているクルマに、アートまでも感じさせるユニークで上質なデザインをまとったクルマ。基本のスペックを観ているだけでも楽しそうなクルマです。
プジョー、シトロエン、DS という、それぞれのブランドの役割や商品価値を明確にした 3つのブランドがあるからできる商品なのです。このスモールコンパクトという句分が難しいクラスまでそれを徹底して実行している ステランティスの商品戦略は見事ですし、それを実現させたタバレスCEOの経営手腕がよく観えてきます。
ややもすると、似たような商品を並べることにより「販売がカニばって、身内で競合して」収益効率を低下させるケースが一般的な中で、成果に繋げている良い例だと思います。
そんな事も見据えながら 今回は動画をお愉しみください。
ここから先、本編の動画をご視聴し、新たなクルマの知見と愉しみ方を 更に広げて下さい …
※ プレミアムプランでは、「デザインや性能と機能の分析とその評価、そして色々な部分の仕様や造りの詳細説明、実車測定したデータの結果」など、ホワイトボード解説も交え、より充実した情報や知識をお愉しみ頂けます 。
※ 初版限定3500部の予約販売を受付中です。初版の限定版には、 固有のシリアルナンバーに加えて" 直筆のサイン"も加わります。
早いシリアルナンバーを…!
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?