【クルマ編-第3回】BMW X1 xDrive 18d M Sport 《マガジン(レギュラー)》
FFプラットフォームの進化
「FR車に近づいたプロポーションと走行性能SUV」
水野和敏と”愉しいクルマライフ”や”未来への思考”を創ろう、プレミアム配信 第3回のクルマ編は、進化したFFプラットフォームが造りだす、FFベースで在りながら FR車並みのプロポーションや走行性能に迫る、個性派SUV “BMW X1 xDrive18d” です。
新型コロナ対策でこのコンパクトカークラスのクルマの使い方は大きく変わりました。近場的な使い方から遠距離移動の手段として、走行性能や疲労感からブランド性など重要視される商品ポイントも大きく変わり、欧州車並みに上質感を訴求したハリアーを除く国産車の販売不振を尻目に、BMWやベンツなどの欧州プレミアムカーが飛ぶように売れています。そこで今回は注目の”BMW X1"を取り上げてみました。
FRベースの専用に近いプラットフォームを使い作り上げた前型に対し、今回からスポーツ4ドアクーペやミニクロスオーバーと共用の ”FF統合プラットフォーム” を使い造り上げてきた BMW X1。
果たしてこのようなプラットフォーム適用条件の中で前型車を超える、デザインプロポーションや走行性能は造ることが出来たのか? FRと互角の商品力は持つことが出来たのか? 今回は単に検証と評価をするだけでなく、「統合プラットフォームを使いどのようにしてまとめ上げてきたのか」までを含めて、データ計測を含め徹底検証をしてみたいと思います。
共用化は原低だけでなく今では信頼やブランドを造り出す基盤エッセンス!
2018年の側面衝突法規は、FFの操安や乗り心地をFR並みに変えました。
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