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【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-3.帶濁遺淋類 白濁遺淋五十九(本文①)

【本文①】

淫濁與帶下之不同者, 蓋白帶出於胞宮, 精之余也; 淫濁出於膀胱, 水之濁也。 雖膀胱與腎為表裏, 故帶濁之源, 無非皆出於陰分, 然帶由脾腎之虚滑者多, 淫濁由膀胱之湿熱者多, 此其所以有弁也。 若淫濁初起而見熱渋者, 宜大分清飲。 若初起無火而但有窒塞者, 宜小分清飲, 或五苓散。 若肝経怒火下流, 宜加味逍遙散。 若肝火盛而見痛渋者, 宜龍膽瀉肝湯。 若服寒涼利薬太過, 以致下焦虚寒不固者, 宜萆薢分清飲。 若元気虚寒下陷者, 宜壽脾煎, 補中益気湯。 若脾湿下流者, 宜帰脾湯, 六君子湯。 若久而不癒, 肝腎虚滑下陷者, 宜壽脾煎, 秘元煎, 家韭子丸。

<淋濁論外方>
滑石散婦一二九熱淋。 参味牛膝湯寒一二六血熱淋痛。 牛膝膏和参四六死血作淋。

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