見出し画像

【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-5.子嗣類 宜麟策総論共十二段六十七<十機人事一> (本文⑪)

【本文⑪】

十曰二火, 乃男女之陽機也。 夫君火在心, 心其君主也; 相火在腎, 腎其根本也。 然二火相因, 無声不応, 故心宜静, 不静則火由欲動, 而自心挑腎。 先心後腎者, 以陽爍陰, 出乎勉強, 勉強則気従乎降, 而丹田失守, 已失元陽之本色。 腎宜足, 腎足則陽従地起, 而由腎及心。 先腎後心者, 以水濟火, 本乎自然, 自然則気主乎升, 而百脈齊到, 斯誠化育之真機。 然伶薄之夫毎従勉強, 故多犯虚労, 詎云子嗣? 朴厚之子, 常由自然, 故品物咸亨, 奚慮後人? 知機君子, 其務陽道之真機乎。

ここから先は

1,531字
この記事のみ ¥ 100

こんにちは「NISHIZUKA LABO」です。 私たちは、鍼灸、古典医学、経絡治療、東洋医学の普及・伝承のため、電子コンテンツを活用し、出版社や部数にとらわれることなく少人数を対象にした情報発信や、販売部数の読めない若手・新人などの発掘・育成に努めてまいります。