【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-2.産後類 蓐労五十一 (本文①)
【本文①】
蓐, 草薦也。 産婦坐草艱難, 以致過労心力, 故曰蓐労, 此即産後労倦也。 其証則或為寒熱如瘧, 或頭疼自汗, 或眩暈昏沈, 或百節疼痛, 或倦怠喘促, 飲食不甘, 形体虚羸之類, 皆其候也, 悉当以培補元気為主。 若初産後蓐労困倦, 惟豬腰湯為妙, 或用黄雌雞湯, 白茯苓散。 若蓐労虚汗不止, 宜母雞湯。 若兼臓寒者, 宜羊肉湯。 若気血俱虚者, 宜五福飲, 十全大補湯。 若兼外邪発熱者, 宜補陰益気煎, 補中益気湯。 若兼外邪発熱而中寒背悪寒者, 宜理陰煎, 詳加減法治之。 若兼陽虚内寒者, 宜五君子煎, 或理陰煎。 若陽盛陰虚兼内熱者, 宜五福飲加芍薬, 黄芩, 地骨皮之類, 隨宜用之。
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