1.経絡治療とちょっと似てる!?『鍼学発蒙訓』(『鍼治口訣抄』)
現代は本の売れない時代だそうです。それもそのはず、インターネットで検索すると無料で情報は手に入ります。しかし、価値のある情報というのはなかなか無料では閲覧できません。この情報の価値を理解するためには、多くの情報と触れなければなりません。(つまらない映画も見ないと良い映画の良さが分からない、クソゲーもプレイしなければ名作ゲームの良さが分からないetc…と同じですね)
そのために最も簡単な方法は、読書だと私は思っています。残念なことに私のまわりの学生はあまり本を読みません。(私も学生の頃は鍼灸と関係ない本ばかり読んでいましたから、人の事は言えませんが…。)しかしいつの時代も本を読むことでしか得られない情報があり、そこには尊い価値があるものです。
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こんにちは「NISHIZUKA LABO」です。 私たちは、鍼灸、古典医学、経絡治療、東洋医学の普及・伝承のため、電子コンテンツを活用し、出版社や部数にとらわれることなく少人数を対象にした情報発信や、販売部数の読めない若手・新人などの発掘・育成に努めてまいります。