【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-3.胎孕類 胎候十九(5)
【本文⑤】
陳臨川曰:嘗試推巢氏所論云妊娠脈養之理,若足厥陰,肝脈也,足少陽,膽脈也,為一臓一腑,表裏之経,余皆如此。且四時之令,必始於春木,故十二経之養,始於肝膽,所以養胎在一月二月。手心主,心胞絡脈也,手少陽,参焦脈也,属火而夏旺,所以養胎在参月四月。手少陰手太陽,乃心脈也,以君主之官,無為而尊也。足太陰,脾脈也,足陽明,胃脈也,属土而旺長夏,所以養胎五月六月。手太陰,肺脈也,手陽明,大腸脈也,属金而旺秋,所以養胎在七月八月。足少陰,腎脈也,属水而旺冬,所以養胎在九月。又況母之腎臓繫於胎,是母之真気,子之所賴也。至十月,児於母腹之中,受足諸臓気脈所養,然後待時而生。此論誠有至理,世更有明之者,亦未有過於巢氏之論矣。
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