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【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-5.子嗣類 宜麟策総論共十二段六十七<時気天時一>(本文①)

<時気天時一>

【本文①】

凡交会下種之時, 古云宜擇吉日良時, 天德月德, 及干支旺相, 当避丙丁之説, 顧以倉猝之頃, 亦安得擇而後行, 似属迂遠, 不足憑也。 然惟天日晴明, 光風霽月, 時和気爽, 及情思清寧, 精神閑裕之況, 則隨行隨止, 不待擇而人人可辦, 於斯得子, 非惟少疾, 而必且聰慧賢明, 胎元稟賦, 実基於此。 至有不知避忌者, 犯天地之晦冥, 則受愚蠢迷蒙之気; 犯日月星辰之薄蝕, 則受殘缺刑剋之気; 犯雷霆風雨之慘暴, 則受狠悪驚狂之気; 犯不陰不陽, 倏熱倏寒之変幻, 則受奸險詭詐之気。 故気盈則盈, 乗之則多壽, 気縮則縮, 犯之則多夭。 顧人生六合之内, 凡生長壯老已, 何非受気於生成? 而知愚賢不肖, 又孰非稟質於天地? 此感兆元始之大本, 苟思造命而贊化育, 則当以此為首務。

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