見出し画像

【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-7.前陰類 陰癢八十(本文①)

【本文】

婦人陰癢者, 必有陰蟲, 微則癢, 甚則痛, 或為膿水淋瀝, 多由湿熱所化, 名曰觅。 内宜清肝火, 以龍膽瀉肝湯, 及加味逍遙散主之。 外宜桃仁研膏, 和雄黄末, 或同雞肝納陰中, 以制其蟲。 然無如銀硃煙搽雞肝以納之, 尤妙。

椒茱湯: 治婦人陰癢不可忍, 惟以熱湯泡洗, 有不能住手者。 花椒, 吳茱萸, 蛇床子各一両, 藜蘆半両, 陳茶一撮, 炒鹽二両, 以水五升煎湯, 乗熱薰洗。

杏仁膏: 治婦人陰癢不可忍。 杏仁燒存性, 麝香少許。 右為末, 用舊帛裹之, 縳定火上炙熱, 納陰中。

椿根皮湯: 治陰癢突出。 臭椿皮, 荊芥穗, 藿香等分。 右剉, 煎湯薰洗, 即癢止而入。

一方: 治疳蟲下蝕下部。 用蒲黄, 水銀研勻伝入, 外以鶴虱草煎湯薰洗。

炙肝散: 治婦人陰癢蟲蝕。 用牛肝或豬肝, 切参寸長, 大如錢, 炙熟納陰中, 引蟲出盡即癒。

一方: 治陰中蟲癢。 搗桃葉, 綿裹納陰中, 日易参四次。

一方: 治陰癢。 用蛇床子一両, 白礬五錢, 煎湯淋洗。

ここから先は

1,755字
この記事のみ ¥ 100

こんにちは「NISHIZUKA LABO」です。 私たちは、鍼灸、古典医学、経絡治療、東洋医学の普及・伝承のため、電子コンテンツを活用し、出版社や部数にとらわれることなく少人数を対象にした情報発信や、販売部数の読めない若手・新人などの発掘・育成に努めてまいります。