【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-2.産後類 論産後当大補気血四十六(本文④)
【本文④】
一, 産後不虚証, 蓋或其素日無病, 或以年少当時, 或以素耐辛苦貧労之質, 此輩本無不足, 及其一旦受孕, 乃於無病腹中参入此物, 故致血気壅塞, 為脹為嘔, 是皆添設有余之病。 及其既産, 始見通快, 所留得去, 仍復故吾。 常人之産, 此類極多, 果何虚之有? 然或以内傷, 或以外感, 産後之病, 難保必無, 倘有所犯, 去之即癒, 若概行大補, 果能堪否? 即臨盆帶去血気, 未免暫見耗損, 然以壅滞之余, 不過皆護胎隨従之物, 去者当去, 生者旋生, 不出数日, 必已来復, 此生化自然之理, 何至是産皆虚也。 凡治此類, 但当因証用治, 若執云産後必当大補気血, 則実実之病, 必所不免, 而輕者必甚, 甚者必危矣。 由此觀之, 則立言者固不易, 而用言者又豈易哉。
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