【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-3.帶濁遺淋類 婦人夢與鬼交六十(本文①)
【本文①】
人稟五行正気以生, 気正則正, 気邪則邪, 気強則神旺, 気衰則鬼生, 如刺法論曰: 神失守位, 則邪鬼外干, 即此類也。 然婦人之夢與邪交, 其証有二: 一則由慾念邪思, 牽擾意志而為夢者, 此鬼生於心, 而無所外干也; 一則由稟賦非純, 邪得以入, 故妖魅敢於相犯, 此邪之自外至者亦有之矣。 病因有内外, 則証亦有不同。 病由内生者, 外無形跡, 不過於夢寐間常有所遇, 以致遺失, 及為恍惚帶濁等証, 亦如男子之夢遺, 其機一也, 但在女子多不肯言耳。 至若外有邪犯者, 其証則異, 或言笑不常, 如有對晤, 或喜幽寂, 不欲見人, 或無故悲泣, 而面色不変, 或面帶桃花, 其脈息則乍疏乍数, 参五不調, 或伏沈, 或促結, 或弦細, 或代易不常, 是皆妖邪之候。 凡此二者, 若失於調理, 久之不癒, 則精血日敗, 真陰日損, 乃致潮熱発熱, 神疲体倦, 飲食日減, 経水日枯, 肌肉消削, 潮成労損, 脈見緊数, 多致不救矣。 凡治此者, 所因雖有不同, 而傷精敗血, 其病則一。 故凡病生於心者, 当先以静心為主, 然後因其病而薬之, 神動者安其神, 定其志; 精滑者固其精, 養其陰, 尤当以培補脾腎, 要約門戶, 以助生気為主。 若為妖魅所侵, 則内当調補正気, 如帰神湯之類, 外宜速灸鬼哭穴以驅邪気, 則自当漸癒。 其穴以両手大指相並縳定, 用艾炷於爪甲角騎縫灸之, 務令両甲連肉四處著火方効, 或七壯, 或二七壯。 両足大指亦名足鬼眼。
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