【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-2.産後類 論産後参禁四十七(本文①)
【本文①】
觀[病機機要]云: 治胎産之病, 当従厥陰証論之, 宜無犯胃気及上二焦, 是為参禁, 謂不可汗, 不可下, 不可利小便。 発其汗則同傷寒下早之証, 利大便則脈数而傷脾, 利小便則内亡津液, 胃中枯燥。 但使不犯参禁, 則營衛自和, 而寒熱自止矣。 凡用治之法, 如発渇則白虎, 気弱則黄耆, 血痛則当帰, 腹痛則芍薬, 大抵産病天行従加減柴胡, 雑証従增損四物, 巿察脈証而用之。 詳此説雖為産育之大法, 然病変不同, 倘有是証, 則不得不用是薬, 所謂有病則病受之也。 第此経常之法, 固不可不知, 而応変之權, 亦不可執一也。
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